2023年6月18(日)、亀岡市篠町の山本浜で第161回保津川クリーン作戦を開催しました。

山本浜は、保津川が保津峡へと流れ込む入口付近にあります。

浜には、篠町を流れる鵜ノ川の河口もあり、環境も風景もとても良いところです。

ちょうどトロッコ亀岡駅の裏手にあり、電車と電車の間には観光客の皆さんが保津川を眺められている姿を見かけます。

保津川沿いに遊歩道が整備されており、付近の住民の方も利用されています。

天気の良い休日には浜でBBQを楽しむグループもおられ、山本浜は保津川沿いでも、保津大橋付近についで人と川の距離の近い場所で、普段からたくさんの方が利用されています。

今回の保津川クリーン作戦への参加者は、78人!

山本浜付近も、新緑がまだまだ美しい時期です。

亀岡も田植えのシーズンが終わり、保津川の水のにごりも取れてきれいです。

川で過ごすにも良い時期だと思います。

前日には、この場所で保津川スプリントというラフティングのイベントがあったようです。その参加者の方も朝から集まって頂き、個人の方や団体など総勢78人での活動となりました。

クリーン作戦の参加時には、長靴があると活動範囲が広がりあります。

この辺りは保津川が、保津峡へ入っていく場所と言うことで、地形的に川幅が狭くなっており、漂着ごみがとどまりやすい場所です。

この日は少し水量が多めでしたが、長靴を履いた参加者の皆さんが川へ入って、ごみを拾ってくださいました。

周辺も含め、1時間ほどの活動で、プラごみなど土囊袋26袋、ほかにもタイヤや自転車などを回収できました。

参加者の皆さま、ありがとうございました。

参加団体:南丹清掃、亀岡市役所、大本、日進浄化槽センター、日本メンテナスエンジニアリング、ビックスマイル、保津川スプリント(鳥取大学、神奈川大学、新潟大学、静岡大学)以上、順不同。

水辺のごみ見っけ

今回も全国川ごみネットワークが実施している水辺のごみ見っけ!「全国の水辺で、ごみを見つけ、ペットボトル、レジ袋、カップ型飲料容器の個数を数えるごみ調査」を行いました。

ペットボトル84本、レジ袋33枚、カップ型飲料容器2個という結果でした。

山本浜で水辺のごみ見っけを行うと、毎回ペットボトルがたくさん回収されます。

ちなみに前回、今年の1月に山本浜で、水辺のごみ見っけを行った時は、こういう結果でした。

ペットボトル219本、レジ袋23枚、カップ型飲料容器4個。

山本浜で、ペットボトルがたくさん回収される理由を一度検証してみる必要があるのかもしれませんね。

山本浜でペットボトルが多く回収される考えられる理由

  • 保津川が地形的に狭くなっている場所だからペットボトルがたどり着きやすい。
  • 近くに住宅街から流れ出す川が複数ある。
  • 山本浜への人の出入りが多い。
  • 周辺で直接川に捨てる習慣がある。

皆さんも考えてみてください。

初めて、山本浜で清掃活動を行ったのは2008年9月でした

プロジェクト保津川では、ブログの頃を含めて、2007年8月から保津川やクリーン作戦に関する投稿を行ってきました。

これまでに、こつこつ書き溜めてき投稿総数は1265記事です。

振り返って読んでみると、その時その時のクリーン作戦の様子だったり、川の状況など貴重な情報が詰まっています。

これらの情報はプロジェクト保津川にとっても、大事な資産になりつつあります。

今回も、初めて山本浜で清掃活動を行った時の記事を振り返ってみたいと思います。

2008年9月4日(日)におこなった第10回保津川クリーン作戦(その頃は定例清掃と呼んでいました。)が山本浜で行った最初の清掃活動でした。

40人の方に集まって頂いて活動しています。

川沿いや陸上での活動の他に、保津川でラフティングのサービスを提供しておられるビックスマイルさんのご協力でラフティングボートを使って、上流や下流でも清掃活動を行っていました。

当時は、まだ今ほどプラスチック製のごみが少なかったのかもしれません。

ペットボトルなどもまだ目立たないので、その後に一気に増えたのだと思われます。

その時は、ゴミ袋34袋と、自動車のホイール、一輪車、金属の板のようなものが2つ回収されました。

そして、当時の記事と現在を見比べてみると、プラスチック製ごみの量は増えていますが、15年経った現在でも、山本浜周辺の美しさや環境は保たれているように思えます。

こちらが当時の投稿記事です。

ぜひ一度読んでみてください。

7月の保津川クリーン作戦の予定

7月は、保津川クリーン作戦の予定はありません。

開催が決定した場合は、後日おしらせします。

2023年5月21(日)、亀岡市篠町を流れる西川にて、篠町自治会の皆さんといっしょに第160回保津川クリーン作戦を行いました。

篠町では、以前より西川の沿いの美化活動に力をいれておられます。

プロジェクト保津川も自治会と連携し、年に数回、西川でクリーン作戦を開催しており、毎回たくさんの方に参加して頂いています。

西川はとてもたいせつな役割を担っています。

支流も含める西川沿いには、篠町、東つつじヶ丘、南つつじヶ丘、西つつじヶ丘があり、約14,000人の方が暮らしています。

西川は、典型的な日本の住宅街を流れる川と言ってよく、血管のように町中に伸びた側溝や水路、支流の川から雨水を集めて、本流へと流す役割を持っています。

都市にとって、こういった川がとても重要なことがわかるでしょう。

町中から雨水を集めるということは、同時に町中にあるごみもいっしょに集めるということになります。

ごみが側溝や水路に落ちていたとしたら、特にプラスチックごみなどは簡単に川へと集まってしまいます。

町中をきれいにすることが川ごみを減らすことにつながるというのがよくわかる話ではないでしょうか。

そして、町中で拾い切れなかったごみを回収する活動が、私たちが毎月行っている保津川クリーン作戦ということになります。

今回も、160人の方に集まって頂きました。

今回も西川沿いにお住いの方を中心にたくさんの方に参加して頂きました。

梅雨を前に、西川の一斉清掃ができました。

川沿いの草むらにひっかかったり、からまったプラスチックごみなどが見られました。

しかし、今は住民の方の環境問題への関心も高く、魚や亀がいたり、鴨が水面を泳ぐ、とてもきれいな川になっています。

今回の活動で、全部で20ℓ土嚢袋18袋のごみが集まりましたが、当初に比べればほんとに少なくなりました。

でも、未だに自転車を川に捨てる人もいるようです・・・

参加団体等:篠町自治会・西川左岸ふれあい会、 日本メンテナス、日本メンテナスエンジニアリング(株)、南丹清掃、日進浄化槽センター、Team DO IT!、プロジェクト保津川

水辺のごみ見っけ

今回も全国川ごみネットワークが実施している水辺のごみ見っけ!「全国の水辺で、ごみを見つけ、ペットボトル、レジ袋、カップ型飲料容器の個数を数えるごみ調査」を行いました。

ペットボトル32本、レジ袋32枚、カップ型飲料容器7個という結果でした。

レジ袋が提供されていないはずの亀岡の川でレジ袋がみつかるのは多少謎ですが、今回もペットボトルを筆頭にまだまだ飲み物の容器が多いですね。

おそらく、側溝や直接西川へのポイ捨てが原因だと思われます。

まだまだ川にごみを捨ててもいいというイメージを持つ人がいるようです。

一番最初の西川清掃を振り返る

2011年1月23日(日)におこなった第37回保津川クリーン作戦(その頃は定例清掃と呼んでいました。)が西川で行った最初の清掃活動でした。

その時も篠町の住民の皆さんといっしょに活動しました。

自転車、タイヤ、バッテリー、家具等の不法投棄、空き缶、ペットボトル、レジ袋、堆肥袋、たくさんのごみが集まったようです。泥の中に埋まっているものも多く大変でした。

回収されたごみの量が半端なかったです。

これを読むと、西川がほんとにきれいになったことがわかります。

6月の保津川クリーン作戦の予定

第161回クリーン作戦を6/18(日)、今回と同じく亀岡市篠町の山本浜で開催予定です。西川も山本浜のすぐそばで保津川へと注いでいます。

詳細後日おしらせします。

2023年も毎年恒例ゴールデンウィーク中のBBQごみ一掃作戦を開催しました。

予想に反して、天気も良く、4/29(木)~5/7(日)の連続9日間、保津大橋周辺にて行うことができました。

2023年の9日間の活動の記録です。

ぜひご覧になってください。

Day1 4月29日(土)

時間:7:00~8:00
場所:亀岡市保津町 保津大橋左岸 https://goo.gl/maps/Ux9UGHWt2a5NrhbS9

参加者数:5名

Day2 4月30日(日)

時間:7:00~8:00
場所:亀岡市保津町 保津大橋左岸 https://goo.gl/maps/Ux9UGHWt2a5NrhbS9

参加者数:9名

Day3 5月1日(月)

時間:7:00~8:00
場所:亀岡市保津町 保津大橋左岸 https://goo.gl/maps/Ux9UGHWt2a5NrhbS9

参加者数:5名

Day4 5月2日(火)

時間:7:00~8:00
場所:亀岡市保津町 保津大橋左岸 https://goo.gl/maps/Ux9UGHWt2a5NrhbS9

参加者数:5名

Day5 5月3日(水)

時間:7:00~8:00
場所:亀岡市保津町 保津大橋左岸 https://goo.gl/maps/Ux9UGHWt2a5NrhbS9

参加者数:12名

Day6 5月4日(木)

時間:7:00~8:00
場所:亀岡市保津町 保津大橋左岸 https://goo.gl/maps/Ux9UGHWt2a5NrhbS9

参加者数:12名

Day7 5月5日(金)

時間:6:15~8:00
場所:亀岡市追分町 南郷公園 明智光秀公像前 https://goo.gl/maps/mVLb6R3HSuTwhAi8A

南郷池での南郷池を美しくする会の清掃活動に参加後、保津大橋へ移動。

場所:亀岡市保津町 保津大橋左岸 https://goo.gl/maps/Ux9UGHWt2a5NrhbS9

参加者数:13名

Day8 5月6日(土)

場時間:7:00~8:00
場所:亀岡市保津町 保津大橋左岸 https://goo.gl/maps/Ux9UGHWt2a5NrhbS9

参加者数:15名

Day9 5月7日(日)

場時間:7:00~8:00
場所:亀岡市保津町 保津大橋左岸 https://goo.gl/maps/Ux9UGHWt2a5NrhbS9

参加者数:11名

9日間の参加者数87名。ご参加ありがとうございました。

期間中「水辺のごみ見っけ!」調査を行いました。

 全国川ごみネットワーク の「水辺のごみ見っけ!」調査結果です。

去年のペットボトルの数は、432本。今年は、409本でした。

その他、レジ袋は、91枚。カップ型容器は、29個でした。

一部の人はBBQの後、なぜごみを残して帰るのか?

プロジェクト保津川では、2009年のゴールデンウィーク以来、毎年保津川周辺で、BBQごみ一掃作戦 を行っています。

2023年で15年目です。

減りはしても、BBQごみは一向になくなる気配がありません。

大人が何人も集まってやっているはずなのに、どうしてごみだけ残して帰るのでしょうか?

そのあなたがいっしょにBBQをしているグループは大丈夫ですか?

自分たちの行動の間違いに気づいていないわけじゃないと思います。

気づいていたら、行動しましょう。

プロジェクト保津川は、いつかBBQごみがまったくなくなるGWを信じて、活動しています。