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第137回保津川クリーン作戦をプロジェクト保津川のホームグラウンド保津大橋周辺で行いました。
2021/03/15
2021年3月7日(日)、亀岡市保津町の保津大橋周辺にて保津川クリーン作戦を開催しました。
当初この日は、「保津川の日」および「桂川流域クリーン大作戦」の日でしたが、コロナ禍のため今年は中止となっていました。
早朝から45人の方が集まり、十分に配慮しながら周辺の清掃活動を行いました。
保津大橋周辺は人が集まる場所なのでポイ捨てごみなどもありますが、川沿いには漂着ごみが目立ちます。
上流から流れてくるうちに切れ切れになったプラごみなどです。
増水時に枯れ枝などに絡まったビニール類も目立ちました。
それでも以前に比べて少なくなりましたが、この日は1時間ほどの活動で20L土嚢袋33袋分を回収しました。他にバイクやタイヤなどもありました。
環境問題への関心の高まりや、亀岡市ないでのレジ袋の提供禁止など、ごみ問題に目を向ける方が多くなってきたのか、初めて活動に参加してくださる方や、グループ、団体での参加が増えてきました。
とてもありがたいことです。
ご参加頂いた皆さん、ありがとうございました。
参加団体: 安詳小、大井小、エルハウジング、亀岡中、Team Do It!、南丹清掃、ペルル
プロジェクト保津川のホームグランド
これまで全137回の保津川クリーン作戦を行ってきましたが、保津大橋周辺ほどたくさんのごみを拾ってきている場所はないかもしれません。
保津大橋周辺は、プロジェクト保津川のホームグラウンドと言える場所です。
この機会に、JR亀岡駅からのアクセス方法、以前に比べてまわりの状況も大きく変わっているので周辺についても紹介してみたいと思います。
JR亀岡駅から保津大橋まで
電車で来られた場合、保津大橋へ向かうには、JR亀岡駅の改札を左に出て、北口へ降りましょう。

道沿いに歩き出すと右手に、昨年竣工したばかりの京都サンガのホームスタジア「サンガスタジアム by KYOCERA」が見えてきます。

このスタジアムができて、亀岡駅の北側の風景は大きく変わりました。
スタジアムを右手に見つつ回り込んで行くと、だんだん坂道になってきます。その坂道を上がりきると、左手に保津大橋が見えてきます。
橋の下には、先日川開きが行われた保津川下りの乗船場が見えます。

この日も船頭さんたちが船の準備されてる様子が見えました。
コロナ禍で、席に余裕があるとか?船の上からゆったり保津峡谷の景色を楽しむには今がいい機会かもしれません。
振り向いて再び歩き始めると、正面には牛松山が見えてきます。

1時間ほどで登れる山なので、登山を楽しむ方もおられます。頂上へ向かう途中からは、亀岡市内も京都市内も見ることができます。
軽登山を楽しむのにアクセスも良く最適な山だと思います。
保津川を越えると、左岸側には大きな広場が見えてきます。

保津大橋周辺での保津川クリーン作戦へ参加する場合は、こちらに車を停めることができますよ。
またこちらに車を停めて、周辺を散策することもできます。
保津川左岸の遊歩道
保津川左岸側下流方面には遊歩道が整備されています。

散歩をする人、ジョギングする人、サイクリングを楽しむ人を見かけます。
川沿いで広々としていてとても気持ちの良い場所です。
グランドでは、日常的に高齢者の方がグランドゴルフを楽しまれています。

トイレや水道も整備されています。

あと数週間で、桜も咲きそうです。

遊歩道沿いに桜が咲くと、運動しながら花見を楽しむことができます。
ベンチもあるので、散歩の途中でランチを楽しむこともできるでしょう。

マイボトル、そして食べた後はごみの持ち帰りをお忘れなく!
最近では、キャンプサイトで大きなテントを張り、キャンプを楽しまれるグループや個人を見かけます。

近場で、静かに自然を楽しめる場所として、密かに人気スポットとなっているのかもしれません。
保津小橋
遊歩道をずっと歩き続けると、川沿いに降りていくことになります。
すると保津川に架かる小さな橋がが見えきます。
保津小橋です。歩いて右岸側に渡ることができます。
タイミングが良ければ、保津川下りの船が小橋の下をくぐる光景を見ることができるかもしれません。
保津大橋周辺で、散歩したりのんびりしたり。
普段なかなか保津大橋を越えるという機会もないかもしれませんが、市内での買い物ついでにちょっと越えてみるのもいいかもしれません。
身体を動かすにも、のんびりするにもとても良い場所です。
そして、景観もとても良いです。
なるべくごみは持ち込まない、持ち込んでも持ち帰る。
大切にしたい場所でもあります。

第136回保津川クリーン作戦を亀岡市篠町を流れる西川で開催しました。
2021/02/22
2021年2月21日(日)、亀岡市篠町の住宅街の中を流れ、保津川に注ぐ西川にて、第136回保津川クリーン作戦を開催しました。
コロナ禍ではありますが、参加者、スタッフ共々に濃厚接触にならないよう一定の距離を取り、十分な配慮をして行いました。
西川では、昨年も夏と秋に1回ずつ保津川クリーン作戦を行っています。
今回も、全部で59人の方に参加していただき活動しました。
参加団体: エルハウジング、大本、亀岡キックボクシングジム、かめおか作業所、 亀岡市役所、京都橘大学、JT Team DO IT !! 、詳徳小学校、南丹清掃、日進浄化槽センター、服部和子きもの学院
写真を見ていただけるとわかりますが、大人から子供まで参加者の方には、堤防から川沿いに降りて清掃活動を行ってもらいました。
その成果もあり、1時間ほどの活動で20L土嚢袋37袋と廃材を回収できました。
参加者の皆さん、ありがとうございました。
西川での最初の保津川クリーン作戦は2011年
今回、回収したごみのほとんどは、土嚢袋に納まるようなごみでした。
20L土嚢袋37袋のごみはまだまだ十分に多い量です。
プロジェクト保津川が、この場所で最初に保津川クリーン作戦を行ったのは、2011年のことでした。
当時、この場所では、土嚢袋190袋、バイク1台、自転車8台、バッテリー2台、家具、タイヤなど、たくさんの不法投棄されたごみが拾われました。
今では、西川もそんなにごみの多い川だったなんて信じられませんが、当時参加された方が清掃後に、「こんなきれいな西川見たん久々やなぁ~。」とおっしゃってたのだそうです。
西川は、それくらい汚いのが当たり前の川だったのです。
以後、毎年西川でクリーン作成を開催し、篠町自治会を中心に「西川再生プロジェクト」が進められています。

長年の地道な活動により、今では逆にごみが落ちていればすごく目立つきれいな川になりつつあります。
川を見れば魚影が見えたり、亀が甲羅干しをしていたり、鴨が泳いでいたりするような場所です。
住宅街を流れる川がきれいか汚いかは、環境やそこに住む人々の心にも大きな影響を与えてきたと思います。
これも市民の中から始まった小さな活動が広がった成果ではないでしょうか?
保津川クリーン作戦への参加者も多種多様に
コロナ問題であったり、温暖化問題であったり、亀岡市内ではレジ袋が有料無料にかかわらず配布が禁止されたり、地球や自然、環境問題への関心が高まっています。
早くから、継続して保津川クリーン作戦を行ってきたことや、環境問題に取り組んできたことがようやく時代にマッチしてきたのかもしれません。
ここ最近の保津川クリーン作戦には、個人以外にもたくさんの団体の方が参加してくださるようになってきました。
現代社会に疑問を持ち、インターネットを介し、情報を交換し、いろいろな社会問題に取り組む、個人やグループが増えてきおり、個人やグループが社会を動かせる時代に入ってきています。
ニューヨーク市内のすべてのお店での発泡スチロール製トレイの提供禁止を実現させた小学5年生
アメリカのニューヨークでも、小学5年生の子供たちが現代社会に疑問を持ち、行動し、変化を起こしました。
小学校5年生の子供たちが立ち上がり、全米で初めて、ニューヨーク市内のすべてのお店での発泡スチロール製トレイの提供禁止を実現させるまでの2年間を追ったドキュメンタリー映画です。
この映画のオンライン上映会とオンラインイベントを開催
プロジェクト保津川では、この映画のオンライン上映会と、この監督の佐竹敦子さんを迎えたトークイベントを開催します。
オンライン上映は、2月27日〜3月7日の期間のお好きな時間にご視聴いただけます。
佐竹敦子監督との交流トークイベントは、3月7日(日)20:00〜21:30にZOOMを利用して行います。
詳しくは、こちらをご覧ください。
参加をお待ちしております。