第123回クリーン作戦参加者集合写真

令和元年9月29日(日)早朝、晴天の下、京都府亀岡市保津町、保津大橋付近にて第123回クリーン作戦を開催しました。

今回は、World Cleanup Dayとして、 Toyota Social FES  との共催で開催し、181人の方が参加されました。

京都サンガFCからは、斉藤大介コーチとマスコットのパーサくんが応援に駆けつけてくれ、いつもより大規模なクリーン作戦になりました。

1週間遅れて保津川でもWorld Cleanup Day を開催。181人の方が参加してくださり、20L土囊袋に50袋(約100kg)のごみを回収しました! 今回もToyota Social FES…

プロジェクト保津川さんの投稿 2019年9月28日土曜日


World Cleanup Day とは?

2008年に北欧の小さいな国エストニアで始まった環境アクションです。

エストニア国内で、1日に5万人のボランティアが参加し、5時間のクリーンアップ活動を行い、1万トンの不法投棄ごみを除去することに成功しました。

やがて、その運動が世界規模に広がり、 World Cleanup Day として、世界各国で開催される運動になりました。

2018年には157の国と1,780万人の人が参加し、世界中で総重量82,820トンのごみが集められました。

本来は、9月21日がWorld Cleanup dayなのですが、保津川では1週間遅れの9月29日に開催となりました。昨年に引き続き2回目の開催です。


Toyota Social FESとは?

「次世代の環境のために」をテーマに、 「より良い未来を作る」という想いのもと、地域の未来を作る活動として全国で行なわれています。 主催は、トヨタ自動車です。

ただの環境活動ではなく、楽しみながら良いことをするという、「FES」に込めた想いと、自分の住む地域をもっと好きになる、ずっと守りたくなるという活動を展開されています。

【京都:現地レポート】 こんにちは!京都の現地スタッフです。 本日は亀岡市を流れる保津川沿いの清掃活動と、藍の収穫体験、収穫した藍を利用した藍染体験を行いました! 亀岡駅前には京都サンガF.C.のホーム、京都スタジアムが完成間近です! …

Toyota Social FESさんの投稿 2019年9月28日土曜日

参加者の皆さんは、クリーン作戦後に、ほづあい研究所さん指導のもと、 エコバッグづくり藍の叩き染めも体験されました。

TOYOTA SOCIAL…

ほづあい研究所さんの投稿 2019年9月28日土曜日


保津大橋周辺のごみの状況

今回のクリーン作戦では、Toyota Social FESの参加者と共に保津川のごみの状況を知ってもらいつつ、清掃活動を行ってもらいました。

この場所は、川を渡った正面に保津川下りの船着き場があり、日頃から船頭さんによる清掃活動が行われています。見た目には、めだったごみは見当たりません。

それでも、草むらや水際で、流れ着いたたくさんのレジ袋やペットボトルが見つかりました。

第123回クリーン作戦草むらでごみを回収する参加者

今回のクリーン作戦では、 181人の方が参加してくださり、20L土囊袋に50袋(約100kg)のごみ が回収できました。

他にも、タバコの吸い殻やタイヤまで捨てられていることに、参加者は驚いておられたようです。

川沿いの清掃活動に参加したことがなければ、知ることのない事実だったのではないでしょうか。

人は知ったり実際に体験することで、初めて考えることがでると思います。

参加者の皆さんにとって、貴重な1日となり、何かを感じてもらえていたら、とてもありがたいことです。


回収され土嚢袋に詰められたごみ。このあとどうなる?

保津川クリーン作戦123回で回収された川の漂着ごみ

クリーン作戦では、毎回たくさんの漂着ごみが回収されます。

集めたごみは誰かが責任をもって処分しなければなりません。

プロジェクト保津川単体ではどうすることもできない部分です。

参加されたことがある人は知っていると思いますが、回収されたごみは白地に水色のラインの入った土嚢袋に詰められます。

この袋は京都府から提供して頂いてるものです。

この後、ごみの詰まった土嚢袋は亀岡市に回収をお願いしています。


プロジェクト保津川は、京都府の「南丹ふるさとの川愛護事業」に参画しています。

クリーン作戦後には、レポートを制作し、ごみの回収状況を京都府へ報告しています。

参画することで、活動に必要なサポートを受けれたり、集めたごみの回収を市町村にお願いすることができます。

プロジェクト保津川のクリーン作戦は、参加者の皆さん、京都府、亀岡市との連携と協力で成り立っている事業なのです。

桂川や由良川 周辺で、定期的に清掃活動される団体があれば、「南丹ふるさとの川愛護事業に」に参画されることをお勧めしたいです。助けになるはずです。

今日、2018年9月15日(土)は世界一斉に清掃活動をおこなう「World Cleanup Day 2018」です。私たちプロジェクト保津川でも、TOYOTA SOCIAL FESS!!と共催でこの活動に参加しました!

TOYOTA SOCIAL FES!!(公式)のレポートもご覧ください!

清掃活動の時間中に雨が降るかもしれない、とい予報だったので急遽会場を保津大橋に変更しての開催。前日からの雨がまだ残る中、続々と参加者のみんさんが会場にお越しになります。

9時になってまずは開会式です。地元・亀岡市を代表して、桂川孝裕亀岡市長もみなさんにご挨拶をいただきました。

保津川に住む国の天然記念物アユモドキの保護活動や、国内で初めて内陸部から海ごみの発生抑制など、まちを挙げて「母なる川・保津川」の環境保全に取り組んでいることをご紹介いただくとともに、参加者のみなさんを激励していただきました。

さあ、清掃活動のスタートです!

ごみ袋とトングを受け取り、みなさん思い思いに河原へ。

一見、ごみが無いように見えます。でもそれは、立て続けに起こった洪水で流れ着いていたごみが下流へと流されてしまったから。

決してごみが無いわけではありません(冬になって草木が枯れると、びっくりするほどのごみを毎年回収しています)。

1本のペットボトル、1枚のレジ袋を拾うことで、何万個ものマイクロプラスチックを食い止めることが出来るので「な〜んだ、ごみが少ないじゃないか!」と残念(?)に思わないでくださいね、ということをみなさんとお話ししていました。

ボランティア・スタッフとして参加いただいた1人の方が、わずか10分足らずでこんなにペットボトルがありました、と見せてくださいました(このあともたくさんペットボトルを拾ってくださいました)。海外と比べても屋外の自動販売機の数が桁違いに多い一方で、回収のシステムが未整備の日本、対策は急務です。

今回はお子様も一緒にご家族で参加いただいた方もたくさんいらっしゃいました。このままだと2050年ごろには、海は魚よりもごみのほうが多くなってしまう、というような研究もあります。

未来の子供達にきれいな海や川を残すためにも、今、私たちが頑張らないといけないですね!

雨もあり、わずか30分ほどの清掃活動でしたが、20Lの土囊袋に71袋ものごみが集まりました。

かさ容量にして約1.3トン、重さにして約600kgのごみを回収することができました。みなさん、ありがとうございました!

さて、清掃活動のあとはお楽しみの「藍のたたき染め」の体験です。ここからはNPO法人ふるさと保津のみなさんにバトンタッチ。まず、農園で藍の葉を摘みます。この夏の猛暑で生育が遅れていた藍ですが、きれいな若葉が伸びてきています。その若葉を1枚1枚、丁寧に手で摘み取っていきます。

それを木綿のハンカチに包んで、ゴムハンマーでトントンと叩くと・・・

葉の形のままにきれいに染まります。みなさん「おおっ〜」と感動されていましたよ!

これを、あとで石鹸で洗うと、お馴染みの「藍色」に染まるそうです。また、藍の葉は、お茶のようにお湯で煮出して飲むと、ポリフェノールたっぷりの健康飲料にもなるそうです(もちろん美味しいそうですよ!)

心配された雨も、なんとか本降りにはならず無事に終えることが出来ました。この美しい保津川を、みなさんといっしょにこれからも大事に守っていきたいなあ、と思いました。

お越しいただいたみなさま、ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました!

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スポーツの秋、今年も「ふるさと清掃運動会 in 保津川」を第97回クリーン作戦として開催します。そして今年は、より多くの皆様に保津川の生態系と景観の保護を考えっていただきたい!!ということで、TOYOTA AQUA SOCIAL FES!!2016ともコラボレーションしての開催となりました!

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「ふるさと清掃運動会」は、今年で10年目を迎えるクリーンアップの全国キャンペーン、私たちプロジェクト保津川も初回から参加しています。そして今回はTOYOTA AQUA SOCIAL FES!!2016ともコラボレーションして、「スポーツGOMI拾い」をおこないます。上位入賞チームには素敵な商品をご用意しています。小さなお子様やご家族連れなど、どなたでも楽しみながら保津川を美しくしましょう!

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そして清掃活動の後は、お楽しみも。保津町のみなさんが栽培されている「クルベジ」の野菜収穫体験などのお楽しみもありますので、ぜひご参加ください!なお、参加のお申し込みは、TOYOTA AQUA SOCIAL FES!!2016のサイトよりお願いいたします。(応募締め切りは10月11日(火)です。応募多数の場合、抽選となりますので、ご了承ください)

■ 申し込みはこちら(TOYOTA AQUA SOCIAL FES!!2016のサイトへ移動します)

また、あわせてボランティアスタッフとしてご協力いただける方も募集しています。皆様のご参加を、スタッフ一同楽しみにお待ちしております。

日時:平成28年10月23日() 少雨決行、荒天の場合は30日()に順延
受付:8:30  開始 9:30、解散予定  12:00ごろ
今回は特別時間となっています。ご注意ください

集合場所:保津小橋左岸広場
プロジェクト保津川とTOYOTA AQUASOCIAL FES!!の青いのぼりが目印です。自動車でお越しの場合は保津大橋左岸河川敷の広場(無料)に停めていただいて、徒歩にて受付までお越しください。駐車場から受付まで徒歩10分弱です。

保津大橋から小橋へ

参加費:無料。事務局でボランティア保険に加入します。

持ち物:動きやすい服装でお越しください。長靴を履いていただくと清掃範囲が広がります。手袋、ごみ袋、火ばさみなどの清掃道具は用意します。

お問い合わせ:特定非営利活動法人プロジェクト保津川
〒621-0804 京都府亀岡市追分町谷筋37-21 ふらっとHOUSE
TEL&FAX:0771-20-2569
E-mail: info@hozugawa.org