プロジェクト保津川では、「Save Hozu River 清らかな流れを 次の世代へ」を合言葉に、保津川を中心に活動しています。

毎月第3日曜日には、保津川やその支流で、保津川クリーン作戦と称し、河川の清掃活動を行っています。

私たちは、私が活動するこの川のことを「保津川」と呼んでいます。

子供の頃から自然とそう呼んでいるので、「保津川」と呼ぶのが普通のことです。

しかし、地図を見てみると桂川となっていたり、大堰川となっていて、保津川とはどこにも表記されていないことに気づきます。

実は、「保津川」というのは、亀岡市の保津地区から嵐山までの間を、地域の人が呼ぶ通称だったのです。

私たちにとっては、「保津川」と呼ぶことが当たり前で、川と言えば保津川が頭に浮かびます。

その保津川が流れる亀岡市の人口は、現在約8万7千人。

そのほとんどの人が、保津川やその支流となる川沿いに住んでいます。

それくらい私たちと保津川は密接な関係を持っています。

そんな保津川沿いは、とても自然が豊かで、季節によって様々な姿を見せてくれます。

いつもの投稿と違い、今回は2022年の保津川沿いの秋の風景を紹介してみたいと思います。

亀岡特有の霧の日と保津大橋

10:36

この日は、朝から亀岡市内一面に霧がはっていました。亀岡では、この季節だいたいこんなふうに霧が覆っていることが多いです。

JR亀岡駅付近より、保津大橋周辺の方が早く霧が晴れ始めていました。

保津川沿いの方が霧が濃いのかと思っていたので意外なことでした。

10:40

4分後には、紅葉した牛松山とその向こうに愛宕山が見えてきました。

さきほどまで薄暗かったのに、霧が晴れるのは一瞬のことでした。

亀岡の霧って、保津川の右岸側から晴れていくのがいつものことなのでしょうか?

振り返ってみると、亀岡の中心地方面はまだ霧に覆われていました。

保津川右岸

保津大橋を渡って右岸の下流側には散歩道とサイクルロードが走っています。

日ごろから、散歩をする人やジョギングやサイクリングを楽しむ人を見かけます。

この日は、近く保育所?の子どもたちが土手遊びを楽しんでいるようでした。

道沿いでは、楓がきれいに紅葉していました。

春には、この道沿いに桜も咲きます。

請田神社へ向かう道

サイクルロードからひとつ保津町の集落の方に入ると請田神社へと続く道があります。

途中まで整備されていますが、その先は道が細くなっています。車は、保津大橋付近に置き、徒歩で進むのがお勧めです。

地元の方が請田神社へ向かって散歩されているのを見かけました。

道の途中から上流側を振り返って見ると、亀岡の中心地方面が見えました。

あちら方面は、まだまだ霧の中の様子でした。

保津峡谷の入口

請田神社の下あたりが、保津川が保津峡谷へと入っていくちょうど入口に当たります。

渓谷内もすでに紅葉の様子でした。

向こう岸に見えるのが、山本浜です。トロッコ亀岡駅も見えます。トロッコに乗って来られたと思しき観光客が保津川の景色を楽しまれている姿も見えました。

ついつい渡ってみたくなる保津小橋

請田神社から道を戻り、保津小橋を渡って左岸側に渡ります。

保津小橋は、保津町の方が向こう岸にある田んぼへ通うための橋だと聞いたことがあります。

見ていると確かに、軽トラが渡っていきます。

地元の散歩道にもなっているようで、小橋を渡る人々も見かけました。

欄干がなくちょっと怖さもありますが、自然と渡ってみたくなる魅力のある橋です。

ちょうど保津川下りの船がやってきて、その小橋の下をくぐりました。

ススキ?それとも、オギ?

保津小橋の左岸側には、右岸側と違う景色が広がっています。

白い穂を持つ植物が広い面積に一面広がっていました。

ススキかなと思って、穂先を見てみたのですが、ススキの特徴のノギが無いように思いました。

もしかしたら、オギなのかもしれません。

ススキでしょうか?それとも、オギでしょうか?

どなたかご存じないですか?

わかったらおしえてください。

保津小橋から山本浜へ

小橋を渡ってすぐに下流に向かう抜け道があります。舗装されていないガタガタ道です。

ここから山本浜へと向かっていけます。

散歩道としてや、トロッコ亀岡駅から保津川下り乗船場まで向かう人が歩いています。

左手には、保津川が見えます。先ほどの保津川下りの船に追いつきました。

山本浜

保津小橋から山本浜まで、ゆっくり歩いても20分ほどで到着です。

向こう岸に見えるのが、先ほどこちらの山本浜側を見ていた請田神社です。

大正時代には、ここ山本浜から保津川下りの船が出発していたそうです。

当時も、外国人観光客がたくさんやってきて保津川下りを楽しんでいたと聞いたことがあります。

また1台、船が保津渓谷へと入っていきました。

船に向かって手を振ると、乗船客の皆さんが振り返してくれます。

これが秋の保津川沿いの風景です。

プロジェクト保津川では今後も、この保津川の清らかな流れと自然と次の世代へ引き渡せるように活動していきたいと思います。

2022年10月23日(日)、今回のクリーン作戦は、ふるさと清掃運動会に合わせて開催しました。

ふるさと清掃運動会は、2007年に始まり、毎年10月に開催されている運動です。清掃活動に限らず、植林活動や環境学習等、環境に関する活動全般が対象になっている全国規模のアクションです。

プロジェクト保津川でも、毎年この運動に合わせて、10月の保津川クリーン作戦を開催しています。

2021年度は、日本国内全293ヵ所、参加人数1,929人の方が参加されました。

最近の保津大橋周辺は、どのように利用されている?

保津大橋周辺は、保津川沿いで一番人々の活動の多い場所です。

保津大橋上流左岸側には、保津川下りの乗船場があり、毎日全国からたくさんの人が訪れます。

最近、右岸側の橋の下には、スケートボード場が設置されました。河川敷はグラウンドゴルフやサッカー場として利用され、保津小橋近くの保津川水辺公園はBBQやオートキャンプ場として利用されています。

土手沿いでは、サイクリングや散歩、ジョギングなどを楽しまれる人々の姿など、日常的に見かけます。

このように、保津大橋周辺は多くの人々が日常的に利用されています。また利用を促す試みが勧められているエリアとなっています。

保津大橋周辺は、プロジェクト保津川のホームグランド!

プロジェクト保津川の年間の活動の中で一番多く活動するのがここ保津大橋周辺です。ゴールデンウイーク時期のBBQごみ一掃作戦、亀岡平和祭保津川市民花火大会の時のエコステーションなど、年に何度もこの場所で活動しています。

今年、この場所でクリーン作戦を行うのも5月以来2度目です。

今回は、京滋SDGsプロジェクトに協賛する19の自治体や企業の方に加わっていただきました。参加者は、全部で68人。保津大橋から保津小橋までの範囲でクリーン活動を行いました。

京滋SDGsプロジェクトとは、地元におけるSDGsの浸透を目的に、京都市・亀岡市・大津市の3市をはじめ、学生や地元企業・団体などが参加して行われるプロジェクトです。

今回参加してくださった企業・団体の皆さん
トヨタレンタリース、三和加工、日本メンテナスエンジニアリング、日進浄化槽センター、住友生命、エルハウジング、京都サンガF.C.、保津川遊船企業組合、京都新聞、アサヒビール、大津市役所、亀岡市役所、大和ハウス工業、タカコ、新通、大本、明治安田生命、大阪市役所、浜田、GSユアサ、中央倉庫(順不同)

皆様、ありがとうございました。

保津小橋周辺では、日ごろなかなかできない川沿いのテトラポットの隙間などに挟まったペットボトルなども拾いました。

1時間ほどの活動で土のう袋30袋分のごみを集めることができました。他には、テレビ、 電源ケーブル、 カラーコーンなどを回収しました。

水辺のごみ見っけ!

今回も全国川ごみネットワークが実施している「全国の水辺のごみ見っけ!を見つけ、ペットボトル、レジ袋、カップ型飲料容器の個数を数えるごみ調査」を行いました。

ペットボトル182本、レジ袋23枚、カップ型飲料容器7個という結果でした。

参加者の皆さんがこまめに拾っていただいたおかげと思いたいのですが、数ヶ月前に比べて、再びペットボトルごみが増えてきたなという印象です。

コロナが一旦落ち着き、外出する人が増えてきたことが影響しているのかもしれません。

ペットボトルは、上流から下流、そして海へと流れだし、漂流ごみになりやすい物です。

拾うのと同時に、ごみとして流出させない社会的な仕組みが必要だと感じます。

次回の保津川クリーン作戦は?

11/20(日)第154回 保津川クリーン作戦を亀岡市上矢田町を流れる年谷川。そこにかかる天神橋周辺で行います。近くには、鍬山神社や矢田天満宮のある場所です。

詳細は、後日当HPやfacebook等でおしらせします。

気候の良い秋の晴れ間に、ぜひ、ご家族、お友達とご参加ください。

2022年9月18日(日)、今回のクリーン作戦は、エストニアのNGO「Let`s Do it!」が提唱し世界一斉に清掃活動を行う「WORLD CLEANUP DAY 2022」に合わせ開催しました。

WORLD CLEANUP DAYは、9月17日(土)に世界中同時にクリーナップを行う活動です。

2008年、北欧の小さな国、エストニアで若者9人が、不法投棄されたゴミがあふれた森林をきれいにしようと国じゅうに呼びかけて始まりました。

今では、世界180ヶ国2000万人以上の人達が、同じ日に地球をキレイにする活動を行っています。

今年、国内では北海道から沖縄まで全部で190の場所で開催されています。

ぜひ下記webサイトをご覧になってみてください。

WORLD CLEANUP DAY JAPAN 

環境イベントや団体が見つけられるサイトBLUE SHIP

今年の保津川クリーン作戦は、天気に恵まれています。

今回のクリーン作戦は、台風通過直前の開催となりました。

今年のクリーン作戦は、非常に天気に恵まれており、雨で中止になった日は今のところありません。

この日も朝から、個人や団体、全部で35人の方に集まって頂き活動することができました。

参加団体: 日本メンテナスエンジニアリング、南丹清掃、エルハウジング、日進浄化槽センター、亀岡キックボクシングジム

1時間の活動で、20Lの土のう袋15袋分のプラごみと不法投棄された家電などを改修することができました。

家電が捨てらているということは、誰かが故意に行った行為なので問題を感じますね。

今年の2月に新しい宇津根橋が開通したことで車の通りも多くなり、人の目も届くようになってきたはずですが、依然このエリアは不法投棄という問題を抱えているようです。

ごみを無料で捨てられることに慣れてしまっている時代に育った人たちにとって、ごみを捨てる時に料金が発生することを受け入れられない方も未だおられるようです。

しかし、それはもう今の時代には合わない考えだということを認識する必要があります。

不法投棄は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律により、5年以下の懲役または1千万円以下の罰金、もしくはその両方が科せられる重大な犯罪行為です。

水辺のごみ見っけ!

今回も全国川ごみネットワークが実施している「全国の水辺のごみ見っけ!を見つけ、ペットボトル、レジ袋、カップ型飲料容器の個数を数えるごみ調査」を行いました。

ペットボトル87本、レジ袋79枚、飲料用プラカップ15個という結果でした。

犬飼川を流れてきたものや、周辺で捨てられたものだと思います。最近の傾向から言うと少し多めの結果になりました。

それでも、参加者の方は、以前に比べてレジ袋のごみが減ったと感じてくださったようです。

たしかに、全体的には以前に比べてレジ袋が集まることはとても減っています。

ある日の宇津根橋周辺の風景

宇津橋を渡っていると、遠くから子供たちの声が聞こえてきました。

そして、その声は川の流れにのってどんどん近づいてきました。

安詳小学校の4年生の環境学習だったようです。

千代川にある川の駅・亀岡水辺公園を出発し、どこまで下って行ったのでしょうか?

保津川下りの乗船場まででしょうか?それとも、山本浜まで?

危険だからと子どもたちから遠ざけるのではなく、川や自然との関り方を体験できる貴重なアクティビティだと感じます。

次回の保津川クリーン作戦は?

10/23(日)第153回 保津川クリーン作戦を亀岡市保津町 保津大橋周辺で予定しています。

詳細は、後日当HPやfacebook等でおしらせします。

気候の良い秋の晴れ間に、ぜひ、ご家族、お友達とご参加ください。