2022年6月19日(日)、篠町の山本浜で保津川クリーン作戦を開催しました。

昔は、保津川下りがここ山本浜から出発していたそうです。

きっとその時とは、がらっと風景も変わってしまっていると思いますが、人々に利用されてきた長い歴史のある場所です。

山本浜はトロッコ亀岡駅の裏側にあり住宅街からアクセスしやすく、最近では保津川かわまちづくり計画の一環で整備が進み、散歩する人や、体操を楽しむ人、祝日にはBBQを楽しむグループを見かけたりと人々の利用が増えています。

また、篠町内を流れる鵜ノ川と西川が保津川へと注ぐ河口が付近にあり、町中のごみが集まりやすい場所で、私たち住民が管理していく必要のある場所です。

記念の第150回目、たくさんの参加者がありました。

この日は、早朝から82人の方に集まって頂き活動しました。

いつも参加して頂いてる団体の皆さん(南丹清掃、大本、ビックスマイル、日進浄化槽センター、エルハウジング、Team DO IT!!)や、毎回個人で参加して頂いてる方々に加えて、ラフティングの大会に参加されていた全国の大学生の選手の皆さん(みたけレースラフティングクラブ、ロブ・クラシック、鳥取大学探検部、clef、一橋大学ラフティング部Pentas、一橋大学ラフティング部ストローム会)が参加してくださいました。

1時間の活動で、土のう袋15袋分のごみと粗大ごみを集めることができました。

山本浜を過ぎるとすぐに保津峡谷の入口です。

保津川下りに乗る観光客の皆さんに、川辺にひっかかったごみを見せるわけにはいきません。

ここから下流に住む人々のためにも亀岡市内のごみを流出させるわけにもいきません。

たくさんの方の参加で、とても充実した活動となりました。

ありがとうございました。

水辺のごみ見っけ!

今回も全国川ごみネットワークが実施している「全国の水辺のごみ見っけ!を見つけ、ペットボトル、レジ袋、カップ型飲料容器の個数を数えるごみ調査」を行いました。

ペットボトル81本、レジ袋10枚、飲料用プラカップ5個という結果でした。

皆さんの協力で、テトラポットの奥の方にひっかかったペットボトルなども回収できました。

このようにプラスチックごみは、川辺にもとどまりやすく、日光や摩擦でボロボロになっても自然にとってとても不都合なものです。

これから暑くなる時期です。

飲料水を買う機会が増えてくると思いますが、ぜひぜひマイボトルを利用していきましょう。

次回の保津川クリーン作戦は、山本浜のそばに河口があり亀岡市篠町を流れる西川で行います。

通常保津川クリーン作戦は、毎月第3日曜日に開催していますが、次回は第2日曜日の7/10(日)の開催になります。

詳細は、後日当HPやfacebook等でおしらせします。

ぜひ、ご家族、お友達とご参加ください。

2022年5月15日(日)、アユモドキの生息地でもある曽我谷川河口付近で保津川クリーン作戦を開催しました。

先日の2022 GW BBQごみ一掃作戦期間中にも活動した場所です。

毎年かならずクリーン作戦を開催している場所です。

亀岡駅の北側の建物と言えば、まだ旧商工会議所を思い浮かべる方がいるかもしれませんが、近年サンガスタジアム by KYOCERAが建ったり、スターバックスも開店したりと、この周辺は一気に開発が進みました。

そういった場所ですが、曽我谷川河口周辺は、環境保全の拠点「共生ゾーン」として、都市計画がなされており、アユモドキや希少種を育むエリアと位置づけられています。

プロジェクト保津川の保津川クリーン作戦もその一端を担っています。

遠く和歌山からの参加者も。

この日は、早朝から21人の方に集まって頂き活動しました。

遠く和歌山から参加して頂いた方もおられました。

ありがとうございます。

1時間足らずで土のう袋10袋分のごみを集めることができました。

以前は、不法投棄ごみがあったりと、ごみの多い場所でした。

周辺環境の変化で人の目の付きやすい場所になったことや、これまでの活動の成果、アユモドキの生息地として大切にされていることなどが要因となっているのか、ごみはかなり減った印象です。

水辺のごみ見っけ!について

水辺のごみ見っけ!とは、全国川ごみネットワークが実施している「全国の水辺でのごみを見つけ、ペットボトル、レジ袋、カップ型飲料容器の個数を数えるごみ調査」のことです。

水辺のごみ見っけ!

全国で行われ、調査結果が全国川ごみネットワークへと報告されます。

プロジェクト保津川の保津川クリーン作戦でも、調査を実施しています。

2019年5月19日に曽我谷川での水辺のごみ見っけ!の調査結果

3年前に曽我谷川で行った時の調査結果です。

ペットボトル90個、レジ袋161枚、カップ型飲料容器97個、どれもとても多いですね。

この3ヶ月後の8月21日から、亀岡市内で提供されるレジ袋はすべて有料となりました。

2021年4月17日に曽我谷川での水辺のごみ見っけ!の調査結果

2020年の春頃は、ちょうど感染症が流行り始めた頃で、曽我谷川での活動は行いませんでした。

2021年は、2年ぶりの活動となりました。

ペットボトル85個、レジ袋68枚、カップ型飲料容器25個。

前年の2020年7月1日からは、全国的にレジ袋が有料となっていました。

また、亀岡では、この年の初め1月1日に、亀岡市プラスチック製レジ袋の提供禁止に関する条例が施行され、市内でのプラスチック製レジ袋の提供が有償無償を問わず禁止されました。

2019年の161枚から68枚まで減りました。

今回、2022年5月15日に曽我谷川での水辺のごみ見っけ!の調査結果

ペットボトル40個、レジ袋19枚、カップ型飲料容器3個。

GW中に、この場所で活動した時は、ペットボトル15本、レジ袋6枚、カップ型飲料容器9個でした。

2021年の68枚から19枚まで減りました。

2019年の161枚からかなりの減少です。

今回拾ったレジ袋も、古いものばかりでした。

レジ袋の規制が行われた効果が、数字にも表れています。

同時にペットボトルやカップ型飲料容器が減ったことも、レジ袋の使用が禁止された効果だとも考えられます。

しかし、曽我谷川は住宅街を通る川です。

町中から流出するごみが集まりやすく、河口付近で溜まりやすい川の一つです。

ごみが減ったとは言え、今後も引き続き、活動を行っていく必要があります。

次回の保津川クリーン作戦は、山本浜で行います。

次回のクリーン作戦は、6/19(日)亀岡市篠町の山本浜で行います。

亀岡から保津峡への入口、篠町を流れる鵜ノ川の河口がある場所です。

詳細は、後日当HPやfacebook等でおしらせします。

ぜひ、ご家族、お友達とご参加ください。

2022年4月17日(日)、早朝より亀岡市保津町を流れる七谷川の河口付近にかかる出背橋周辺において、保津川クリーン作戦を行いました。

出背橋からあと数百メートルほどで七谷川が保津川へと注ぐ場所です。

作戦中、川東の山々を背に気球が飛んでいるのが見えました。

そんな天気の良い早朝から、個人、団体など全部で22人の方に参加して頂きました。(参加団体:南丹清掃、エルハウジング、大本、亀岡キックボクシングジム、Team DO iT!! )

早朝からのご参加、ありがとうございました。

この場所では、毎年1回クリーン作戦を行っています。

周辺は以前から不法投棄が問題なっており、監視カメラが設置されたりと取り組みが行われてきた場所です。

これまでの活動により、この場所の環境は改善され、不法投棄はほぼ無くなっていました。

しかし、今回のクリーン作戦では、たくさんの不法投棄のごみを目にすることなってしまいました。

扇風機、洗濯機、ふとん、テレビ、餅つき機、鏡台、トイレなどなど大量の不法投棄が見つかりました。

監視カメラの効果により、その周辺への不法投棄は減りましたが、今度は七谷川沿いへ増えたという印象です。

個人の方が持ち込んだのか?とても残念でなりません・・・

他にも土嚢袋21袋分のごみが集まりました。

全国川ごみネットワークが取り組んでいる『水辺のごみ見っけ』も行いました。

ペットボトル63本、カップ型飲料容器4個、レジ袋30枚という結果でした。レジ袋は古い物が大半で、亀岡市プラスチック製レジ袋の提供禁止に関する条例の効果が見に見えて表れていると感じました。

このまま、また元のような不法投棄の多い場所に戻ってしまっていいのでしょうか?

プロジェクト保津川で、2010年7月からクリーン作戦を開催してきました。

この場所でも、その頃から活動しています。

当時は、その度にたくさんの不法投棄のごみを目にしました。

その後、2013年に保津町の自治会のお力により監視カメラが設置され、不法投棄は減っていました。

プロジェクト保津川や地元の自治会の活動で目に見えて、ごみが減り、効果が表れていた場所のひとつでした。

もう監視カメラがなくても大丈夫かもという安心感もあったかもしれません。

しかし、今回のクリーン作戦でたくさんの不法投棄のごみを目にすることなりました。

しかも、監視カメラに映らない場所や、今度は保津川沿いから七谷川沿いにです。

割れ窓理論

「建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、やがて他の窓もまもなく全て壊される」

割れ窓理論 wikipedia

アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリングが考案した理論です。

これは、不法投棄ごみにも当てはまると思います。

不法投棄ごみが、更なる不法投棄ごみを呼ぶことになるのではないでしょうか?

不法投棄ごみを見つけたら、徹底に片づけることが大事です。

監視カメラの設置もですが、人がこの場所に関心を持つことがもっとも大事なのではないでしょうか?

出背橋周辺と土手沿いの道

出背橋から宇津根橋まで、堤防沿いの道が伸びている場所です。

近くに大きな道路ができてからは、こちらの土手沿いの道を利用する人もかなり減ったと思われます。

人の目が行き届きにくくなっているようです。

しかし、車は通っても軽トラぐらい、人が利用するのに最適な道になったとも言えるかもしれません。

両サイドに保津川と七谷川の流れが見え、見渡しもよく、のどかな環境です。

保津大橋付近では、散歩やジョギングを楽しまれている姿をよく見かけます。

この場所は、そこからさほど遠い場所ではありません。

人に関心を持ってもらうという面で、この道も散歩や、ジョギング、サイクリングなど人が利用する仕掛けがあるといいのかもしれません。

そうすれば、人々の目もこの場所に行き届くようになり、不法投棄のごみも減るのではないでしょうか?

とてもいい場所なので、このままでは残念な道になってしまいます。

啓発も兼ねて、保津川チャリティ・ファンランのコースの候補としていいのかもしれませんね。

次回の保津川クリーン作戦は?

次回のクリーン作戦は、5/22(日)アユモドキが住む曽我谷川で開催します。

近くにスターバックスが建ったり、スタジアムができたり、まわりの景観の変化はいちじるしいですが、しっかりアユモドキの住みやすい環境が守れている場所です。

詳細は、後日当HPやfacebook等でおしらせします。

ぜひ、ご家族、お友達とご参加ください。