2024/05/23
住民の皆さんとご一緒に、第169回保津川クリーン作戦を篠町の西川で開催しました。
2024年5月19(日)、亀岡市篠町を流れる西川にて、篠町自治会と西川左岸ふれあい会の皆さんといっしょに第169回保津川クリーン作戦を行いました。
西川左岸ふれあい会は、2009年にプロジェクト保津川が篠町の皆さんと行ったごみマップの制作がきっかけににできた市民のグループです。
当時のごみ調査の結果、西川が亀岡の市街地を流れる川の中で一番ごみが多い川として、テレビでも放映されました。
そこから毎年定期的に清掃活動が行われ、西川も今では市街地を流れる川として、亀岡でもきれいな川のひとつとなってきました。
川は暮らしの中を流れる
雨が降ると、家の前の側溝、水路などを伝って町中のごみが川へと集まります。
町の中でごみが捨てられていると、全部集まってしまうということです。
暮らしの中を流れる川は、その町の文化のバロメーターです。
川の様子を見るだけで、その町のことがわかります。
今の西川を見ると、住民の皆さんの川への関心の高さが伺えます。
前回に引き続き詳徳小学校の子どもたちも参加してくれました。
今の大人が子どものころは、まだ川もきれいで、川でごみを拾うという価値観はまだなかったのではないでしょうか。
学校で川ごみについて学び、ごみは捨てない。そして、川で清掃活動を行うというような価値観を持つ子どもたちが、これからも引き続き西川をきれいな川として保ってくれるでしょう。
二度と以前のようなごみの多い川に、西川が戻ることは無さそうですね。
彼らの姿を見ていると、とても誇らしい気持ちになります。
参加者は、総勢154名でした。
154名で、20ℓ土嚢袋7袋分のごみを集めることができました。
ちなみに、前回は18袋分のごみを集めました。単純に比較はできませんが、前回よりごみは少なかったです。
西川も年々美しい川へ戻っています。
参加頂いた皆さま、ありがとうございました。
また複数の団体の方にも参加して頂きました。
参加団体等:南丹清掃、日進浄化槽センター、日本メンテナスエンヂニヤリング、同志社大学、詳徳小学校、亀岡電子、亀岡キックボクシングジム(順不同)
いつもありがとうございます。
水辺のごみ見っけ
今回も全国川ごみネットワークが実施している水辺のごみ見っけ!「全国の水辺で、ごみを見つけ、ペットボトル、レジ袋、カップ型飲料容器の個数を数えるごみ調査」を行いました。
ペットボトル92本、レジ袋は12枚、カップ型飲料容器6個という結果でした。
新しい物に交じり、長く川に浸かっていたような物もありますね。
レジ袋は完全に少なくなっています。
その他、飲料缶は96本でした。
どこの会場でも、缶が増えてきている印象です。
これから暑い時期になってくるので、更なる注視が必要になってきますね。
6月の保津川クリーン作戦の予定
第170回クリーン作戦を6/16(日)に、亀岡市東つつじヶ丘の曙橋で行います。
住宅街にある小さな橋で、初めて開催する場所です。
詳細決まりましたら、後日おしらせします。
よろしくお願いします。