2009/08/27

保津川流域のゴミ調査の打ち合わせが行われました

Nec_0033

プロジェクト保津川のホームページでもお知らせしましたが、保津川ゴミマップの正式版の公開を始めました。今回の正式版の大きな特徴は、GPS機能付きのカメラ付き携帯電話での情報の提供が可能になったこと、つまり写メールでゴミマップへの情報提供が出来るようになったのです。

ただ、多くの人に使ってもらうためにはまだまだ解決しなければならない問題点がたくさんあるのも事実。そこで、問題点を徹底的に洗い出し、使いやすさを向上させるためにプロジェクト保津川では亀岡市篠町自治会のみなさんにご協力いただき、モニター調査を行っていただいています。昨日は、その打ち合わせが行われました。

Nec_0036

GPS機能付きのカメラ付き携帯で情報提供が可能になった、といってもすべての携帯電話にその機能があるわけではありません。また小さな画面での操作は煩雑、ということで、自治会のメンバーのみなさんのご意見も踏まえて、デジカメと小型GPSユニットを使って川の様子を撮影していただくことになりました。

Nec_0029

この小さなGPSユニット、デジカメと時計を合わせておくことで、人工衛星から取得した位置情報を、後から写真に埋め込むことが出来るというすぐれもの。今回は、実際に使っていただいた感想などもお聞きして、改善点や注意点をお互いに確認しました。

Nec_0030

また、調査員の方には、写真だけではなく河川のゴミの詳しいデータも集めていただいています。こうすることで、より詳しい川のごみの情報を集めることが出来ます。どこに、どんなゴミが、どれくらい捨てられているのか、ということだけではなく、毎月定期的に川の様子を観察していただくことで、雨が降って川が増水したあとに、ゴミはどこかに流れて行ってしまったのか、あるいはどこかからたくさん流れ着いたのか、ということを細かく把握できるようになりました。

Nec_0027_2

また、調査をお手伝いいただいたみなさんから、川べりを写真を撮って歩いていると「何をしてるのか?」と聞かれることも多かった、ということで、次回の調査からは腕章をつけていただくことにしました。

私たちスタッフだけでは絶対に不可能な、細かいごみデータの収集。こうして多くのみなさんのご協力をいただくことで、川のごみの実態調査が進められています。

(H)

コメントを残す