2008/05/06
保津川BBQゴミ一掃作戦 11日目
GW最終日の今朝。亀岡は、昨日の雨と、その後急に冷え込み、そして夜は晴れたために、山の中腹までは霧に包まれた、少し肌寒い朝となりました。
BBQゴミ一掃作戦の集合場所に赴くと、いきなり目に飛び込んできたのゴミの数々です。資材置き場の横に昨日のBBQのゴミがいっぱい。
そのすぐ横にもご覧のとおり。
横の草むらも同様。コンロまで捨ててあります。そして極めつけは、まだ封を切っていない焼肉用の野菜のセット。。。(クリックすると拡大します)
昨日は昼過ぎから急に雨が降ってきたので、保津大橋の下に人が集まったのでしょうか?ゴミも同じように集まっています。
定点観測のポイントも、一見ゴミは無いように見えますが・・・。
網とエビ。。。
こちらにも網。空き缶やタレの入った紙皿、食べかすなど目を覆いたくなる惨状です。
そのすぐ横もこんな感じ。そして草むらには、、、
やはりタップリのゴミ。大人がこんな調子ですから・・・。
この親にしてこの子あり、とでもいうのでしょうか。おもちゃがそのまま捨てられています。
定点観測ポイントその2。こちらはキレイです。
定点観測ポイントその3。ほとんどゴミは見当たりませんが、真ん中にポツンとゴミ袋らしきものが見えます。
近づいてみると、やきそばプレートの袋が飛ばされて落ちていました。その周囲を見渡すと・・・。
やはりゴミが散らかっています。
次は乗船場向かいの河原から上流方向を望みます。こちらも、ぱっと見たところ、ゴミは落ちていないように見えますが・・・。
網とスーパーの袋が落ちていました。
下流方向を見ると、やはり遠めにはゴミは見あたりませんが・・・。
やはりBBQの跡にはタバコの吸殻や炭のパック、バランなどのゴミ。
で、今日もたったの30分でこれだけのゴミが集まりました。
軽トラに満載です。
続いて、昨日同様、上流の河原にも行ってみました。この頃には霧も晴れ上がり、気持ちの良い青空が広がっています。
しかし、その足元には、またまたバーベキューゴミ。
食べ残しのゴミは匂いも強烈。拾っていて「自然の中に遊びに来て、なぜ捨てるの?」という怒りがフツフツとわいてきます。そして別のところにも、やはりバーベキューの跡。
ペットボトルやレジ袋は、本当にたくさん落ちています。
そういえば昨日は子供の日でしたね。保津川の神様の使いは「鯉」ですが、こんなゴミを目にすると、いったい神様はどんな風に思うのでしょうね。
広い河原でゴミ拾い。空気は美味しいし、眺めは最高、だけどゴミも一杯。
そして対岸のテトラポットの間にもたくさんのゴミが流れ着いています。ただ、すぐには取りに行けないのが悔しいところです。
こちらの河原でも、これだけのゴミが集まりました。ただ、昨日も書いた不法投棄のゴミはまだ回収できていません。
この連休中でもっとも多かったバーベキューのゴミ、ひとたび雨が降れば、これらは皆、保津峡に流れ込んで行きます。そんな情けない姿を、遠くから来られたみなさんにはお見せできないなあ、と思うのですが、まだまだ追いつかないのが現状です。
それでも、真っ青な空、新緑と青い川、そんな中を「ギィ~、ギィ~」と音を立ててゆっくりと下っていく保津川下りの舟を眺めていると、やっぱりこの美しい景色をこれから先もずっと残していきたいなあ、と思いました。
プロジェクト保津川 原田