2023/06/22
第161回保津川クリーン作戦を篠町の山本浜で開催しました。
2023年6月18(日)、亀岡市篠町の山本浜で第161回保津川クリーン作戦を開催しました。
山本浜は、保津川が保津峡へと流れ込む入口付近にあります。
浜には、篠町を流れる鵜ノ川の河口もあり、環境も風景もとても良いところです。
ちょうどトロッコ亀岡駅の裏手にあり、電車と電車の間には観光客の皆さんが保津川を眺められている姿を見かけます。
保津川沿いに遊歩道が整備されており、付近の住民の方も利用されています。
天気の良い休日には浜でBBQを楽しむグループもおられ、山本浜は保津川沿いでも、保津大橋付近についで人と川の距離の近い場所で、普段からたくさんの方が利用されています。
今回の保津川クリーン作戦への参加者は、78人!
山本浜付近も、新緑がまだまだ美しい時期です。
亀岡も田植えのシーズンが終わり、保津川の水のにごりも取れてきれいです。
川で過ごすにも良い時期だと思います。
前日には、この場所で保津川スプリントというラフティングのイベントがあったようです。その参加者の方も朝から集まって頂き、個人の方や団体など総勢78人での活動となりました。
クリーン作戦の参加時には、長靴があると活動範囲が広がりあります。
この辺りは保津川が、保津峡へ入っていく場所と言うことで、地形的に川幅が狭くなっており、漂着ごみがとどまりやすい場所です。
この日は少し水量が多めでしたが、長靴を履いた参加者の皆さんが川へ入って、ごみを拾ってくださいました。
周辺も含め、1時間ほどの活動で、プラごみなど土囊袋26袋、ほかにもタイヤや自転車などを回収できました。
参加者の皆さま、ありがとうございました。
参加団体:南丹清掃、亀岡市役所、大本、日進浄化槽センター、日本メンテナスエンジニアリング、ビックスマイル、保津川スプリント(鳥取大学、神奈川大学、新潟大学、静岡大学)以上、順不同。
水辺のごみ見っけ
今回も全国川ごみネットワークが実施している水辺のごみ見っけ!「全国の水辺で、ごみを見つけ、ペットボトル、レジ袋、カップ型飲料容器の個数を数えるごみ調査」を行いました。
ペットボトル84本、レジ袋33枚、カップ型飲料容器2個という結果でした。
山本浜で水辺のごみ見っけを行うと、毎回ペットボトルがたくさん回収されます。
ちなみに前回、今年の1月に山本浜で、水辺のごみ見っけを行った時は、こういう結果でした。
ペットボトル219本、レジ袋23枚、カップ型飲料容器4個。
山本浜で、ペットボトルがたくさん回収される理由を一度検証してみる必要があるのかもしれませんね。
山本浜でペットボトルが多く回収される考えられる理由
- 保津川が地形的に狭くなっている場所だからペットボトルがたどり着きやすい。
- 近くに住宅街から流れ出す川が複数ある。
- 山本浜への人の出入りが多い。
- 周辺で直接川に捨てる習慣がある。
皆さんも考えてみてください。
初めて、山本浜で清掃活動を行ったのは2008年9月でした
プロジェクト保津川では、ブログの頃を含めて、2007年8月から保津川やクリーン作戦に関する投稿を行ってきました。
これまでに、こつこつ書き溜めてき投稿総数は1265記事です。
振り返って読んでみると、その時その時のクリーン作戦の様子だったり、川の状況など貴重な情報が詰まっています。
これらの情報はプロジェクト保津川にとっても、大事な資産になりつつあります。
今回も、初めて山本浜で清掃活動を行った時の記事を振り返ってみたいと思います。
2008年9月4日(日)におこなった第10回保津川クリーン作戦(その頃は定例清掃と呼んでいました。)が山本浜で行った最初の清掃活動でした。
40人の方に集まって頂いて活動しています。
川沿いや陸上での活動の他に、保津川でラフティングのサービスを提供しておられるビックスマイルさんのご協力でラフティングボートを使って、上流や下流でも清掃活動を行っていました。
当時は、まだ今ほどプラスチック製のごみが少なかったのかもしれません。
ペットボトルなどもまだ目立たないので、その後に一気に増えたのだと思われます。
その時は、ゴミ袋34袋と、自動車のホイール、一輪車、金属の板のようなものが2つ回収されました。
そして、当時の記事と現在を見比べてみると、プラスチック製ごみの量は増えていますが、15年経った現在でも、山本浜周辺の美しさや環境は保たれているように思えます。
こちらが当時の投稿記事です。
ぜひ一度読んでみてください。
7月の保津川クリーン作戦の予定
7月は、保津川クリーン作戦の予定はありません。
開催が決定した場合は、後日おしらせします。