2023/04/19
第159回保津川クリーン作戦を曽我谷川河口で開催しました。
以前は、この付近の建物と言えば、旧商工会館のみだったのが、現在は、目の前にサンガスタジアム by KYOCERAやスターバックスの建物が建っています。
付近の開発が進んでいる最中で、1年経つだけでまわりの風景が変わっていっていきます。
今年中には、この場所の象徴的な建物だった旧商工会館が解体されるそうなので、更に景色が変わっていきそうです。
アユモドキが住む場所で活動すること。
そんな曽我谷川河口付近には、国の天然記念物アユモドキが住む場所です。
プロジェクト保津川では、アユモドキが産卵を始める前のこの時期に毎年、保津川クリーン作戦を行っています。
2023年4月16日(日)、37人の方に集まって頂き、第160回保津川クリーン作戦を行いました。
朝早くから、ありがとうございました。
開始前には、亀岡人と自然ネットワークの仲田さんからアユモドキについてのお話もお聞ききしました。
アユモドキは、亀岡の自然の豊かさの象徴です。
この場所の環境を維持することも私たちの大切な活動の一つです。
参加団体等:南丹清掃、日進浄化槽センター、NPO法人亀岡 人と自然のネットワーク、亀岡ジム、大本、日本メンテナスエンジニヤリング
水辺のごみ見っけ
今回も全国川ごみネットワークが実施している水辺のごみ見っけ!「全国の水辺で、ごみを見つけ、ペットボトル、レジ袋、カップ型飲料容器の個数を数えるごみ調査」を行いました。
ペットボトル67本、レジ袋38枚、カップ型飲料容器16個という結果でした。
ちなみに、去年この場所で行った時は、ペットボトル85個、レジ袋68枚、カップ型飲料容器25個という結果でした。
レジ袋の提供禁止や、コロナ禍なども影響もあり、以前に比べてかなり減ったプラスチック類の川ごみですが、まだまだこうやって川を流れてきています。
この場所では以前から多くの空き缶が回収されるのですが、今回も164本もみつけてしまいました。
アユモドキは、小さな穴に隠れる性質があるので、こういった筒状の入れ物に入り込んでしまいます。
回収には慎重さが必要でした。
その他、今回はプラごみなど20L土囊袋27袋、タイヤなどの粗大ごみも回収できました。
これで、今年のアユモドキの産卵も安心です。
参加者の皆さんの勇姿をご覧ください。
暑くもなく寒くもなく、ちょううど良いこの季節。
前日は雨が降り、開催が危ぶまれましたが、増水することもなく、無事に開催できました。
そして、早朝から、参加者の皆さんといっしょに気持ちよく活動することができました。
GW中も活動します。
今年もGW中、BBQごみ一掃作戦を9日間の日程で行います。毎日午前7時、保津大橋下(左岸)に集合です。※5/5のみ別スケジュール
5月の保津川クリーン作戦
5/21(日)第160回クリーン作戦を亀岡市篠町を流れる西川で開催予定です。
詳細後日おしらせします。