2021/12/22
第145回保津川クリーン作戦を亀岡市古世町を流れる年谷川で開催しました。
2021年12月19日(日)、早朝より亀岡地区東部自治会の皆さんと年谷川周辺で保津川クリーン作戦を行いました。
冬の晴天の下、住民の皆さんや小中学生、企業・団体の皆さんなど全部で112人もの方に参加して頂きました。
ここ年谷川での開催は、2年ぶりです。参加者で手分けして、ごみを集めました。
年谷川のこのエリアには、川沿いに遊歩道があり、そこから川沿いにも降りれます。
長靴を履いた参加者で、川の中へ入り岸辺にひっかかったゴミを回収しました。
1時間ほどの作業で、全部で20ℓの土嚢袋33袋分のごみを集めることができました。
早朝より、たくさんの方のご参加ありがとうございました。
年谷川は、新旧の住宅街の間を流れ、保津川へと注ぐ川の一つです。周辺にはたくさんの人が暮らしています。
川沿いを通勤、通学したり、散歩したりと、人の生活にも関わりの深い川です。
これからも大切に、関わっていきたいですね。
年谷川は、どこから流れてきているの?
第145回クリーン作戦を告知する前に、プロジェクト保津川のfacebookに大山橋から見える年谷川の風景を投稿しました。
その投稿に、
高槻市杉生年谷の地名が河川名の由来と聞いています高槻市を流れているのはほんの少しで、大部分が亀岡市あっ、元は南桑田郡どおし(南桑田郡亀岡町と樫田村)だからいいのか (^^♪
というコメントを頂きました。
ありがとうございます。
年谷川は、お隣の高槻市から流れてきていて、地名が名前の由来なんですね。
年谷川を遡ってみました。
実際に、年谷川沿いを亀岡高槻線(6号線)を使い、遡ってみました。
道沿いの鍬山神社の鳥居からスタートです。
京都縦貫道をくぐって、しばらく走ると、旧道と6号線が合流します。
その道沿いを流れる年谷川の水はとてもきれいです。
さらに上っていくと、ところどころに大小のダムがあり、川幅も狭くなっていきました。
ここから年谷川は、6号線と交差しながら、更に山の中を上っていました。
京都府から大阪府へ
6号線を更に上ると、大阪府の看板が見えてきました。
その後、6号線は、亀岡市東別院町にある桜塚クリーンセンター方面行く46号線と別れます。
46号線方面から、小さな川が年谷川へ合流していました。
本流は、6号線方面へ更に上っています。
同時に、だいぶ川幅が狭くなってきました。
大阪府高槻市杉生を流れる年谷川
6号線と46号線の分かれ道から、更に上ると小さな集落が見えてみました。
高槻市杉生です。
集落の中を流れる小川からは、亀岡市内を流れる年谷川は想像できない感じです。
とても穏やかな流れの水のきれいな小さな川です。
地図を調べてみると、確かに、この集落の先に杉生年谷の地名がありました。
地図によると、年谷川は、堅田トンネルの入り口付近から始まっているようです。
年谷川の源流?
杉生の集落から、坂が更に急です。
道沿いに、小さな水の音は聞こえますが、もう川がどこにあるのかわからないぐらい小さな流れになっています。
トンネル手前で、川を覗いて見ました。
もう川と言うより、側溝です。
確かに、道の反対側からパイプを伝って流れ来る水と、山手から下りてくる水の流れがありました。
これが、おそらくあの亀岡市内を流れ保津川へと注ぐ年谷川の始まりの場所なのではないでしょうか?
この小さい水の流れが、下っていくうちに山々から水を集め、あの年谷川の流れを作っていたのですね。
この水が、きれいなまま保津川へと注いでほしいものです。
年谷川を流れる水はきれいだったが・・・
6号線を上っていて、びっくりする光景がありました。
さきほどまでは、ただきれいな水が流れいる川だと思っていたのですが、亀岡寄りのまだ傾斜が緩い辺りの川沿いにポイ捨てごみがたくさん落ちていました。
残念すぎる!
実際には、写真で見る以上にたくさんのごみがあります。
わざわざこんなところで捨てないでいいのにと思うのですが、そうではないのですね。
街中の川沿いでは、こんなことはないように思います。
しかし、人目のつかない山間に入ると、現実はこうなんだなと感じました。
何が人にこういう行動を起こさせるのでしょうか。。。
次回の保津川クリーン作戦は?
新年の最初の保津川クリーン作戦は、令和4年1月16日(日)、亀岡市篠町の西川で行います。
前回、10月の開催は雨で中止になった場所です。
詳しくは、後日おしらせします。