2009/10/05

花王・コミュニティーミュージアム・プログラム 贈呈式に出席しました。

昨年度に引き続き、本年度も筏復活プロジェクトに対して助成していただくことになり、その贈呈式とフォローアップ・ミーティング、交流会に出席しました。

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私たちは継続2年目助成団体と言う事で、午前中にプレゼンテーション、昼からは贈呈式の後、新規助成団体のプレゼンテーションを聞き、交流会に参加してきました。

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5月の合宿にてたくさんの方と交流が深まり、MLでも交流が深まっていました。
残念ながら、いくつかの団体は継続助成に至らずお会いすることが出来ませんでしたが、これからも何かの交流が続くものと思っております。
実際にOB会を作ろう、という話まで出ていました。

花王さんが目指しておられるコミュニティーの形成と、その横のつながりが出来てきていると感じました。

http://www.kao.com/jp/corp_csr/social_activities_02_00.html
花王は、地域に根付いたミュージアムを拠点とした市民活動が活発化し、それらを通じてミュージアムが活気に満ち、地域の文化が発展することを願っています。

また今回は亀岡市文化資料館の学芸員の方も一緒に出席しました。
新たないい刺激を受けたとの事です。

2年目継続助成団体が花王さんに呼んでいただけるのは今回が最後、ということもあり、私たちと同じく昨年から助成を受けておられる山梨の方と、今年新たに助成を受けることになられた北海道の方と、計5人で2次会に出動!

山梨へ帰る電車の時間が来るまで、北海道の方を含めいろいろな話をしました。
とりあえずは今月にもう1回飲む事になりそうです。

花王さんのサイトに掲載されたプロジェクトの概要と推薦理由は下記の通りです。

助成対象プロジェクトの概要と推薦理由
http://www.kao.com/jp/ja/corp_imgs/corp_csr/social_activities_02_00_03_004.pdf
助成番号  09-2-06
プロジェクト名 京都・保津川の筏復活プロジェクト
団体名 特定非営利活動法人 プロジェクト保津川
代表者名 坂本 信雄
設立年 2007年
助成額 50万円
拠点ミュージアム名 亀岡市文化資料館(京都)

この団体は、もともと保津川の河川環境の保全を目指して設立された。当プロジェクトでは、亀岡市文化資料館を拠点に、伝統的な技法で筏を制作し保津川に流す活動を通じて、流域の文化を調査し、記録し、伝承することを目指している。

助成1年目は、元筏士から筏流しの技術や作業工程、あるいは彼らの生活など幅広い内容の聞き取り調査を実施し、筏を再現し、筏流しを実施した。流域の植生調査や、子供向けイベントなど、筏流しから派生した取り組みも実施している。

2年目は、聞き取り調査を継続し、より長い距離の筏流しを実施するのに加え、筏復活事業の技術的課題を話し合うシンポジウムを開催する。活動がメディアに取り上げられたことで、近隣地域でも川の文化の再発見と環境保全に向けた取り組みが新たに始まったという。行政や流域の団体との連携が伝わってくるが、団体の高い発信力を活かし、亀岡市文化資料館との連携も深めた活動に期待したい。

 

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