2021/02/22
第136回保津川クリーン作戦を亀岡市篠町を流れる西川で開催しました。
2021年2月21日(日)、亀岡市篠町の住宅街の中を流れ、保津川に注ぐ西川にて、第136回保津川クリーン作戦を開催しました。
コロナ禍ではありますが、参加者、スタッフ共々に濃厚接触にならないよう一定の距離を取り、十分な配慮をして行いました。
西川では、昨年も夏と秋に1回ずつ保津川クリーン作戦を行っています。
今回も、全部で59人の方に参加していただき活動しました。
参加団体: エルハウジング、大本、亀岡キックボクシングジム、かめおか作業所、 亀岡市役所、京都橘大学、JT Team DO IT !! 、詳徳小学校、南丹清掃、日進浄化槽センター、服部和子きもの学院
写真を見ていただけるとわかりますが、大人から子供まで参加者の方には、堤防から川沿いに降りて清掃活動を行ってもらいました。
その成果もあり、1時間ほどの活動で20L土嚢袋37袋と廃材を回収できました。
参加者の皆さん、ありがとうございました。
西川での最初の保津川クリーン作戦は2011年
今回、回収したごみのほとんどは、土嚢袋に納まるようなごみでした。
20L土嚢袋37袋のごみはまだまだ十分に多い量です。
プロジェクト保津川が、この場所で最初に保津川クリーン作戦を行ったのは、2011年のことでした。
当時、この場所では、土嚢袋190袋、バイク1台、自転車8台、バッテリー2台、家具、タイヤなど、たくさんの不法投棄されたごみが拾われました。
今では、西川もそんなにごみの多い川だったなんて信じられませんが、当時参加された方が清掃後に、「こんなきれいな西川見たん久々やなぁ~。」とおっしゃってたのだそうです。
西川は、それくらい汚いのが当たり前の川だったのです。
以後、毎年西川でクリーン作成を開催し、篠町自治会を中心に「西川再生プロジェクト」が進められています。
長年の地道な活動により、今では逆にごみが落ちていればすごく目立つきれいな川になりつつあります。
川を見れば魚影が見えたり、亀が甲羅干しをしていたり、鴨が泳いでいたりするような場所です。
住宅街を流れる川がきれいか汚いかは、環境やそこに住む人々の心にも大きな影響を与えてきたと思います。
これも市民の中から始まった小さな活動が広がった成果ではないでしょうか?
保津川クリーン作戦への参加者も多種多様に
コロナ問題であったり、温暖化問題であったり、亀岡市内ではレジ袋が有料無料にかかわらず配布が禁止されたり、地球や自然、環境問題への関心が高まっています。
早くから、継続して保津川クリーン作戦を行ってきたことや、環境問題に取り組んできたことがようやく時代にマッチしてきたのかもしれません。
ここ最近の保津川クリーン作戦には、個人以外にもたくさんの団体の方が参加してくださるようになってきました。
現代社会に疑問を持ち、インターネットを介し、情報を交換し、いろいろな社会問題に取り組む、個人やグループが増えてきおり、個人やグループが社会を動かせる時代に入ってきています。
ニューヨーク市内のすべてのお店での発泡スチロール製トレイの提供禁止を実現させた小学5年生
アメリカのニューヨークでも、小学5年生の子供たちが現代社会に疑問を持ち、行動し、変化を起こしました。
小学校5年生の子供たちが立ち上がり、全米で初めて、ニューヨーク市内のすべてのお店での発泡スチロール製トレイの提供禁止を実現させるまでの2年間を追ったドキュメンタリー映画です。
この映画のオンライン上映会とオンラインイベントを開催
プロジェクト保津川では、この映画のオンライン上映会と、この監督の佐竹敦子さんを迎えたトークイベントを開催します。
オンライン上映は、2月27日〜3月7日の期間のお好きな時間にご視聴いただけます。
佐竹敦子監督との交流トークイベントは、3月7日(日)20:00〜21:30にZOOMを利用して行います。
詳しくは、こちらをご覧ください。
参加をお待ちしております。
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