2019/08/13
美しい保津川市民花火大会を目指し、エコステーションを実施しました!2019年8月11日
プロジェクト保津川は、「第68回亀岡平和祭保津川市民花火大会」において、今年もエコステーション設置し、ごみの分別回収を行いました。
たくさんの花火が撃ち上がる中、 スタッフといっしょに20人の方に活動して頂きました。
皆さんお疲れさまでした。ご協力ありがとうございました。
「プラスチックフリー花火大会」を目指し、リユース食器を利用
プロジェクト保津川では亀岡青年会議所と協力し、 プラスチックごみの抑制に取り組みました。 賛同していただいた市民マルシェ(露店)出展者にデポジット制でリユース食器を使用して頂きました。
8/12日の京都新聞丹波版でも、花火大会の模様といっしょに、この取り組みについ紹介して頂きました。
たくさんの来場者のわりに集まらないごみ
新聞に寄るとは、今年は12万人の人手があったようです。
そのわりに、「 今回のエコステーションでは、ごみが少ないな」と感じた参加者さんもおられたようです。
参加者によるごみの持ち帰りが徹底されてきたのかもしれないと思われましたが、そうでもなかったようです。
翌朝会場に残されたごみの数々
プロジェクト保津川は団体として、翌朝たくさんの市民の方まじって「保津川市民花火大会クリーン作戦」に参加しました。
いっしょに20人の方参加して頂き活動することができました。ありがとうございます。
昨夜エコステーションへのごみの集まりが悪かった理由が、翌朝にわかりました。
エコステーションへは届かず、その場に置き去りにごみがあったことがその一因だったようです。
プロジェクト保津川がエコステーションを始めてから徐々に会場に残されるごみが減ってきていた中で、 この状況は後退を感じさせる風景でした。
プロジェクト保津川では、「保津川流域に係る環境保全の向上を通じて循環型社会の構築を目指す」という考えから、活動の一貫として花火大会にエコステーションを設置してきました。
これまで順調にきていましたが、ここに来て難しい状況に陥ってしまいました。。。
実行委員会形式で主催されている「保津川市民花火大会」
「保津川市民花火大会」が日曜日開催に固定されたことで来場者が増えました。ごみが会場に残されることが多くなったのもそれに起因するかもしれません。
ごみの散乱が問題で、開催を中止を検討する花火大会があると聞きます。
規模が大きくなる中で、リーダーシップと来場者のコントロールが必要なように思えます。
「目の前にごみ箱があるのに、わざわざ道にごみを捨てる人はいません。」
「会場にごみを残した人には、ごみ箱があることに気づかなかったのでは?」
会場でごみを集めたいなら、捨てやすい所にごみ箱を設置したり、分別収集を単純化したり、それを説明したり来場者をコントロールする必要があるのではないでしょうか。
「ごみはお持ち帰りください?」
主催者は、入口を作るだけでなく、出口までデザインする必要があるのではないでしょうか?
これからも商業的な成功を目指していくのか?
それとも、環境に配慮した現代型の花火大会を目指していくのか?
目的をはっきりさせることで対策も準備していけるのではないでしょうか。
プラごみゼロ宣言と亀岡市らしい花火大会
本年度の保津川市民花火大会のwebサイトを見ると、ごみの収集や環境に配慮した取り組みについての説明を見つけることができませんでした。
実際には、エコステーションが設置されたり、リユース食器が使われたり、翌朝に市民による清掃活動が行われたりしています。
循環型社会への変革が叫ばれる中、環境に配慮してイベントを開催することに注目が集まるようになってきています。
イベント後に、ごみが大量に散乱していても記事になります。
ごみがひとつも落ちてないことでも記事になります。
環境に配慮した花火大会をアピールするひとつの材料として考えられのではないでしょうか。
亀岡市では、昨年「かめおかプラスチックごみゼロ宣言」が行われました。
この秋にはサッカースタジアムが完成し、来年には大河ドラマで「麒麟がくる」が放送されます。
亀岡市では、ますますたくさんの人を受け入れるイベントや行事を行う機会が増えてくると思います。
その中で、「かめおかプラスチックごみゼロ宣言」は基礎になる考え方のはずです。
『世界に誇れる環境先進都市』を目指すなら、終わった後も美しい花火大会として、「かめおかプラスチックごみゼロ宣言」と連動させていくことも必要なのではないでしょうか。
屋台業者によって残されたごみ。屋台業者がごみを置いて帰れるというやり方はどうなのでしょうか?疑問を感じます。
朝早くからゴミ拾いのお手伝いありがとう!
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