2009/04/29

NHK「ふるさとラジオ」に出演しました!

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本日のお昼に放送された、NHKラジオ「ふるさとラジオ」の人気コーナー「ふるさとラジオ」の生中継が亀岡市の保津川下り乗船場前で行われ、私たちプロジェクト保津川の活動を紹介していただきました。さて、緊張の生放送の現場はどんな感じだったのでしょう??

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これが全国を旅するラジオカー、80(ハチマル)ちゃん号です。NHKのラジオ放送開始80周年を記念して作られたそうで、2代目になるそうです。なので、走行距離はまだ2万5千キロ、バリバリの新車?です。特注の車体は、どこでスタジオ兼ステージになるすぐれもの。ステージ裏には所狭しと機材が並んでいました。ラジオなので音声データは電話回線と、バックアップ用に携帯電話のネットワークを使ってデジタル化してして東京・渋谷まで届けられるそうです。

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午前11時からリハーサルを行ない、その後、アナウンサーさんやディレクターさんたちと入念に打ち合わせ。「あの表現は要らないだろう」「ここでこんな風に話を進めよう」というふうに、話は進んでいきます。こうした影の部分は放送では分かりませんが、こんな風にして番組って作られるんだなぁ、と興味深いものでした。

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さて、いよいよ本番です。このとき、ラジオカーの前には50~60人もの方に集まっていただき、大いに盛り上げていただきました。トップバッターは保津川下りの船頭さんでもあり、プロジェクト保津川の理事でもある山田達也さん。実際に保津川下りで使う竹の棹を持って登場です。船の上ではあまり感じませんが、こうして見ると長いものですね。ちなみに4m少々の長さがあります。

保津川、そして保津川下りの魅力を、アドリブを交えて紹介していただきました。また、船頭になるまでのお話や修行の話も興味深いもので、「これで一人前というのはないです」とお話されていました。番組の中では取り上げられませんでしたが、新人時代は棹をスムーズに操れるように、夜にベランダで棹を手繰る練習をされたそうです。そういう努力の積み重ねで、激流でも事故なく安全に下っていくことができるんですね。

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続いて、私、原田がお話させていただきました。保津川の環境問題、魚や鳥がたくさん棲み、アユモドキなど希少生物の宝庫である保津川の魅力、筏流しの復活に向けた取り組みなど川の文化についてお話させていただきました。また、残念ながら最近はゴミが多く、市民のみなさんとともにゴミ問題を解決するために「保津川ゴミマップ」を開発していることなどをお話させていただきました。

仕事柄、別に人前で話すこと自体は慣れているはずですが、実はステージの前に大きな時計があり、時間を気にしながら「あれも、これも紹介したい!」と思うと、やっぱり緊張してしまっていたのでしょうか、あとで録音した放送を聴くと早口になりすぎてました・・・。反省です。

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番組の中でも紹介しましたが、プロジェクト保津川では6月7日に「初夏の保津峡エコツアー」を企画しています。いつもは舟に乗って下る保津峡を、このツアーでは途中で舟を停めて上陸し、保津峡の絶景を楽しんでいただこう、というものです。このほかにも、亀岡産の素材にこだわった郷土料理の美味しいお弁当を味わっていただき、保津峡の自然や、川の文化など、保津川の魅力を満喫していただきます。また、少しだけ清掃活動を体験していただいて、環境問題についてもみなさんとともに考えたいと思っています。嵐山に到着後には、嵐山温泉の足湯で疲れを癒してほっこりしていただこう、という盛沢山な内容のこのツアー、現在、参加者を募集中ですので、ぜひご応募ください。詳しいことは、下のバナーをクリックしていただき、プロジェクト保津川のウェブサイトでご覧ください。

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最後に出演者全員で記念写真です。今回は私たちの他にも、観光協会の方が「光秀祭」を紹介されたり、話題のコミュニティレストラン「四季彩」の紹介がありました。

京都のすぐ隣、いろんな魅力あふれる丹波・亀岡に、ぜひお越しください!

(H)

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