2025/08/12

自然の教室は保津川にあり!令和7年7月27日「保津川で夏の川遊び」を開催しました

梅雨明けの青空が広がる中、今年も「保津川で夏の川遊び」を開催しました。

今年は事前応募がなんと90名以上!その中から抽選で選ばれた親子連れ約50名が参加し、川とともに過ごす特別な夏の一日を体験しました。

あゆの追い込みに挑戦!

鮎の習性を学ぶところからスタート。

「鮎は追い立てると川底を泳いで逃げていくので、網は川底に沿うように張るんだよ」とスタッフが説明すると、子どもたちも興味津々。

みんなで川下に並び、バシャバシャと水しぶきを上げながら追い込み開始!

歓声と笑い声が響く中、何度か挑戦して30匹ほどの鮎を捕まえることができました。

自分たちの力で捕まえた魚に、子どもも大人も大喜びでした。

あゆの串打ちを体験!

捕まえた鮎は、その場でスタッフが串打ちの方法を丁寧にレクチャー。

参加者の皆さんも手を動かしながら、真剣な表情で体験していました。

炭火の上でじっくりと焼かれる鮎を前に、あたりは香ばしい匂いに包まれ、子どもたちからは「まだ?まだ?」と待ちきれない声が聞こえてきました。

鮎の串刺しについて知りたい方は、NHKのこちらの動画が参考になります。

https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0004990544_00000

お楽しみの河流れ

鮎が焼き上がるまでの間は、恒例の川流れ体験へ。

夏の強い日差しの下、ライフジャケットを着け、川の流れに身をまかせ、笑顔いっぱいで流される子どもたちの姿は水面の乱反射と共にとてもキラキラしていました。

川の水の流れ、自然の力を肌で感じながら、遊びと学びがつながるひとときとなりました。

天然鮎と養殖鮎の食べ比べ!

いよいよ焼きあがった鮎、天然と用意しおいた養殖の食べ比べも実施。

「香りがちがう!」、「天然の方が身がしっかりしてる」など、子どもたちも味の違いを実感していました。

捕れたて・焼きたての鮎をほおばる笑顔が会場いっぱいに広がりました。

学生・社会人ボランティアの力強いサポート

今回のイベントは、同志社大学の学生さんや社会人ボランティアの皆さんが運営をサポートしてくださいました。

受付や安全管理、川遊びの指導まで、一人ひとりが参加者のそばに寄り添い、安心して楽しく体験できるよう力を尽くしてくれました。

子どもたちにとっても、少し年上のお兄さん・お姉さんとのふれあいは、また違った学びと楽しさにつながったように思います。

プロジェクト保津川としても、若い人のサポートは大助かりです^^

ご協力くださった皆さま、本当にありがとうございました!

自然と人をつなぐ保津川

参加者からは、

「鮎を自分で捕まえて食べるなんて初めて!」

「最高の夏の思い出になりました」

といった声をいただきました。

自然と向き合い、命をいただく体験は、日常では味わえない大切な学びの機会になったことと思います。

ご参加くださった皆さま、そして開催にご協力いただいた地域の皆さまに心より感謝申し上げます。

プロジェクト保津川では、これからも「川を楽しみ、川を学び、川を守る」活動を続けてまいります。

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