2013/12/17
12月15日(日)、第69回定例清掃会を行いました!
12月16日(日)、篠町の保津川・山本浜で第69回目の定例清掃会を開催しました。台風18号のあと、あちこちに大量のごみが流れ着いて、今もそのままになっているところも少なくないのですが、まさかの3ヶ月連続での雨天中止が続いていた定例清掃会。
久しぶりにお天気に恵まれた今月は、寒〜い朝にもかかわらず62名のみなさんが山本浜にお集まりくださいました。さあ、がんばって「年末の大掃除」です!
山本浜は保津峡の入り口に位置します。ここには西川と鵜の川の2本の川が保津川に合流しています。急に川幅が狭まるところでもあり、大雨で増水すると大量にごみが漂着します。
9月の台風18号では、写真の奥に見える請田神社のすぐ下、ガードレールのあたりまで水が来ました。みなさんが掃除をされている西川はもちろん水の底。土手にも大量のごみが漂着していましたが、それは京都府南丹土木事務所で片付けて下さっていたので、川の中を中心に清掃しました。
遠目には、ごみが少ないように見えましたが何のその・・・(涙)川底の砂利の中に、いろいろなものが埋もれています。それをひとつずつ掘り起こすのは、しんどい?いやいや、楽しいものです(笑)
掃除をしているそばを、京馬車の馬車が通りました。思わぬサプライズゲストに、みなさん大喜び!馬車も洪水で流されたりしましたが、営業再開できて良かったですね!
土手の上にも、流木やわらの下にはまだまだごみが残っています。今回は、京都市の洛陽総合高校のみなさんがボランティアにかけつけて下さいましたが、どんどん自分たちでごみを見つけては回収してくださいました!頼もしいみなさんです。
こちらは、川底から発掘?された自転車。重〜い自転車を、高校生のみんなが引っ張り上げてくれました。
さて、もう一つのチームは、鵜の川を渡って対岸へ。川の中にドボンとはまらないように、狭くなったところをジャンプ!実は上の写真、ジャンプされているのは高校の先生。みんな「落ちろ〜」と思っていたとかいないとか。
そして今回は同志社大学政策学部のみなさんも、フィールドワークの一環として清掃会に参加してくださいました。
いつになく若者の多い、元気な清掃会になりました!
こちらは川に半分埋もれていたこたつテーブル、そしてタイヤ・・・。なんでこんなものが?という大物が時々見つかります。みんなで力を合わせて運び出しますが、これは結構ハード。でも楽しみながら!
川から何メートルも上がった岸には、台風の洪水で流れ着いたいろいろなものが打ち上げられています。このタンク、中には灯油がいっぱい入っていました。そのまま放って置いたら、いずれは灯油も流出していたかもしれないことを思うと、今回回収できて良かったですね。
寒い日でも、川のお掃除って結構汗をかくもの。高校生の彼も、とても暑くなったそうで、、、いや、それでも裸は寒いでしょう(笑)元気いっぱいな彼らに、こちらも元気になります。
トロッコ列車がやってきました。車内のお客さんたちと手を振り合ってごあいさつ。船やトロッコの行き交う保津川ならではの風景です。
今回もいろんなごみが集まりました。まずはトラックに積み込む前に、大きさや重さ別に分類です。そうすることで、安全に運ぶことができるんです。
ボランティアのみなさんには、今回は大根炊きを味わっていただきました。亀岡は大根の名産地なんですよ。保津川が流れる亀岡盆地は、秋になると毎朝のように深い霧に覆われます。大昔に保津川が運んできた土と、そして川霧が甘みのある美味しい野菜を育みます。まさに保津川の恵み!みんなで美味しくいただきました。
大学生のみなさんは、ボランティアのみなさんにアンケート調査を行われていました。清掃イベントの満足度や、参加しようと思ったきっかけなど、また結果が出たらお知らせしたいと思います。
集まったごみは20Lの土嚢袋に51袋と、自転車やタイヤ、机などの粗大ごみ多数。かさ容量にして1トンほどでしょうか。わずか40分ほどでこれだけの量が集まりました。
最後に記念撮影。今回は遠くは神戸や滋賀から、62名の方にお集まりいただきました。いつもの常連さんに加えて、高校生や大学生のみなさんもたくさんお越しいただき、いつになく賑やかな清掃会となりました。
個人でご参加のみなさんをはじめ、洛陽総合高校、同志社大学、日本メンテナンスエンジニアリング、亀岡作業所、亀岡市役所のみなさん、どうもありがとうございました!
今年もみなさまから多大なご支援、ご協力を頂きありがとうございました。スタッフ一堂、心より御礼申し上げます。新年最初の定例清掃会は1月19日(日)、節目の70回目の清掃会です(詳細は近日中にお知らせします)。1年の初めにちょっといいこと、ぜひお越し下さい!来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。