2012/09/27
9月15日(土)いかだにのってみよう!!を開催しました(1)
9月15日土曜日、保津川筏復活プロジェクト2012「いかだにのってみよう!!」が、保津川下り乗船場向かいの河原で賑やかに開催されました。
大人も子供も、みなさんに保津川の伝統の筏、ほんものの筏に試乗していただこう、と行われた筏復活プロジェクト、当日の様子をレポートします!
今年はお天気の起伏が激しく、楽しみにしていた7月22日の環境教室「まるごと川あそび」も、大雨による増水のため中止となってしまいました。「2012いかだにのってみよう!!」は、どうしても行いたい!と前日の雨に皆ひやひやしながら当日を迎えました。
当日はみなさんの願いがとどきよく晴れました! 真っ青な空の下、午前中は筏の組み立てと会場の設営です。
今年も保津川遊船さんのご協力で、材木の搬送や搬入車の侵入路確保を行うことができました。朝早くから夕方遅くまでありがとうございました!
こちらも、いつもお世話になります。京都学園大学の学生の皆さん。たくさんのテントを皆で手際よく組み立てていきます。
こちら余談ですが、ついこの間まですみっこで大人しい感じだったと思っていた女の子が、今年はもう上回生になり、てきぱきと指示を飛ばしている姿にこの取組みの時を感じました。私たちも少しずつでも活動を成長させながら続けていかなくては。と再度心に誓いました。
これなんだかわかりますか?
山の藤のつるです。筏を組み立てる材料になります。こうしてしばらく水につけておき、使用します。
このように作業を分担して、手早くそして確実に、準備が進められていきます。
こちらでは“平成の筏士”の皆さんの指導の下、筏を組み立てます。
ここで大活躍してくださったのが、今春開校の京都府立森林大学校の皆さんです。さすがに現場作業に長けた若い力は大きくて、船頭さんの指導に最初は恐る恐る、そしてそこからはどんどん作業を進めていきます。
先に出来上がった筏に試乗して最終チェックをする学生さんたちと、もう一つの筏の最後の仕上げをする筏士さんたち。
内緒の話、この後彼らは出来上がった筏が楽しくて、うほーーっと盛り上がり大はしゃぎしていて、「午後から3時間ぶっ通しやねんぞ~!体力残しとけ--!!」と怒られたのでした(笑)
実は去年の筏の試乗係(お客様を乗せた筏を川に入って引っ張る係りです)は、30代後半から40代の男性がメインでした。今年は若い力に手伝ってもらえて、みんな大喜びなんです。体力もですが、これからまだまだ続けていくために。みんなで頑張っていきましょう☆
つづきはまた後日ご報告します!