2011/07/16
鮎狩りの下見に行ってきました!
【7/17の環境教室は、集合場所を変更しました。こちらをご確認ください】
今日は朝早く起きて、保津川へ。明日の環境教室で行う鮎狩りの下見と準備です。こちらでは明日の午前6時が鮎の網漁の解禁、川の中の石についたコケの食み跡などを探しておじさんたちは川の中をジャブジャブ。童心に返って楽しいひと時でした。川の中に水が湧いているところは、ひんやりと気持ちよく、ずっと遊んでいたい気分です
河原に降りると、川漁師のおじいさんがゴリ漁の最中。いつも環境教室でお世話になってる「まーやん」こと林正夫さん。現在81歳、元船頭さんでもある元気なおじいちゃんです。
昔はもっと鮎も獲れたのになあ、なんて話はどこの川でもよく聞くこと。船で下っている最中も、鮎が飛び込んでくることも珍しくなかったといいます。ちなみに最高記録はひと夏で4500匹だそうです!
じょれんで石を掻いて、川の流れを整え、川上にもんどりを設置して工事完了。あとはひたすら、待つだけ。だんだんと水が無くなって、魚たちが上ってくるのを待ちます。
こんな感じで、どんどんゴリがもんどりの中に入っていきます。エサもなければ、魚を追い立てもしない、今風にいえば極めて「ちきゅうにやさしい」漁法。
今日はモンドリでゴリ漁。京都の料亭にでも出荷しはるんですか?と聞くと、笑いながら「今日のは、わしの酒のアテや!」と。
うまく石を並べて、魚がいる場所の水位を下げて、水を求めて勝手に魚がモンドリに入ってくるのをひたすら待つだけ。自分が必要な分だけ取る、肩ひじ張らない自然との共生、なんていうと大げさでしょうか。
道具も技も、そして経験も、ぜんぶ博物
で、そこで捕まえたナマズの赤ちゃん。もっと大きくなったらかば焼きにして食べたら美味しいのですが、今日のところは逃がしてあげることに(笑)
さて、明日は鮎はどれくらい獲れるでしょうか?今から楽しみですね!どうぞみなさま、お気をつけてお越しください。