2010/11/15
第35回定例清掃会を開催しました
昨日(14日)は、保津川の支流のひとつ、年谷川で定例清掃会を行いました。秋の観光シーズン、お出かけの予定も多い中で、今回も41人もの方にお集まりいただき、にぎやかに川そうじを行いました。
ぱっと見たところ、水も澄んでいて、ゴミもほとんど無いように見える年谷川。今回は、せっかくたくさんの方に来ていただいたのにゴミが少なくてやりがいがないかな?と思っていたのですが(それはそれで、いいことですが、笑)、なんのなんの、山のようなゴミが集まりました。
川岸の護岸に近づいてみると、大雨の時に流れされてたであろう、レジ袋やシート類がたくさん引っかかっています。
しかも、石垣を覆っているのは鋭い刺のイバラ。まるでパズルのように絡まった袋やシートを外すのは一苦労。その上、繁みの中には細かく砕けた発泡スチロールやペットボトルもいっぱい潜んでいました。
しばしの間、みなさん、黙々と作業(笑)
足元に目をやると、小さな魚たちがたくさん、気持よく泳いでいます。初夏にはホタルもたくさん飛び交うのですが、水の中にはカワニナもたくさんいます。
きれいな水の中に、タイヤも2本、見つけました。
岸の上では、「フトンがあったで~!」と声。繁みの中には大量の不法投棄があったそうで、トラックの荷台にどんどんゴミが積まれていきます。
川の中には、こんな看板も。。。看板をただ設置するだけではなく、その後の管理も大事ですね。
結局、今回は20Lの土嚢袋に37袋分のゴミのほかに、原付バイクのフレーム×2、自転車×2、一輪車×1、タイヤ×2、BBQコンロセット×2、オーブントースター×1、車の座席×2、一斗缶×2、フトン×2、ブルーシート×2、トン袋×2、電灯カバー×2、看板×1、などなどとたくさんのゴミが集まりました。
軽トラになんとか積みこめましたが、文字通りの山積み(作業に一生懸命になっていたら、写真を撮るのを忘れてしまいました)
今回は、NPO法人エコネット近畿のスタッフのみなさんが、ゴミ調査にも来てくださっていました。集めたゴミ袋の中からいくつかサンプルとして抜き出して、品目を細かく調べてくださったのですが、大都市部とは違って、やはり農業系のゴミがたくさんあったそうです。
お掃除のあとは、いつも恒例のお茶とお菓子の振る舞いです。今回は、亀岡産の黒豆の枝豆と、スイートポテト。みなさん、お疲れさまでした!
最後にみんなで記念撮影です。
毎年、秋の清掃会は、いつも力仕事を買って出てくださる保津川下りの船頭さんチームが、お仕事が忙しく参加できないため、大幅に戦力ダウンしてしまいます。加えて、この日は亀岡市の文化祭なども重なって、そちらに参加するスタッフもあるため、さらに人手が減ってしまいました。そんな中、今回は、洛陽総合高校のみなさんがかけつけてくださいました。また、篠町自治会からも参加いただきありがとうございました。
また、今回は(株)JPD様に駐車場を提供していただきました。また準備に当たっては、ホンダオートテラス様、保津町自治会様にもご協力いただき、ありがとうございました。
さて、来月の定例清掃会は12月12日(日)に開催します。1年の最後に、川も大掃除、ぜひご参加ください。