2010BBQゴミ一掃作戦　4日目

BBQゴミ一掃作戦も今日で4日目。今朝は薄く雲が広がっていた保津川です。今日は日中、暑くなるとの予報。でも朝は気持ちの良い、冷たい空気に包まれています。

清掃を始めて4日目、ついに大量のゴミが捨てられていました。たぶん捨てた人は、こんなことになっているとは思ってもいないでしょうね。ちゃんと袋に入れて、橋脚の下に寄せておいたら誰かが片づけてくれるだろう、と。

でも、強烈なにおいのバーベキューのゴミは、すぐにカラスや猫に袋を破られてしまいます。

ゴミの中にはレシートも。きっと、電車か何かで来て、亀岡駅前のスーパーで材料を買い込んでバーベキューを楽しまれたのでしょうね。でも、「その後」のことまで考えていただきたいのです。

別の場所でも、ご覧の通り。亀岡のおなじみのスーパーのレジ袋が風に飛ばされてあちこちに散らばっていました。

以前に保津川の漂着ゴミの多くをレジ袋が占めている、とお話ししたときに、「それは会社の責任ではなく、お客さんのモラルの問題」とおっしゃったお店の方がありました。でも、本当にそうでしょうか？もちろん、お客さんのモラルの問題というのは事実ですが、そもそもなぜレジ袋を「タダ」で配る必要があるのでしょうか？

よく、「レジ袋は家庭でゴミ袋になる」などとおっしゃる人もいますが、ある調査では、ほとんどのレジ袋は大量にストックされているだけで、使われていないそうです。そしてまた、一定割合のレジ袋がこうしてゴミとして散乱するのは致し方ないのも事実かもしれません。

ならばなおさら、無料で配るのではなく、必要なものには適切な価格をつけて販売する、という、ごく当たり前のことをしてほしい、と思います。何もレジ袋の役割を否定するわけではありません、ただ「無料配布＝サービス」では決してないと思います。ちなみに、最近では他のアジアの多くの国で無料配布は廃止され、インドなどは持っているだけで罰金刑だそうですよ。

• らばQ：エコ推進・・・スーパーのレジ袋を所持するだけで19万円の罰金

この他にも、前回の定例清掃会で集められていなかった漂着ごみも回収しました。夏に向うにつれ、草が生い茂り、漂着ごみの回収も難しくなっていくので、なんとか今のうちに。

今日は京都府の職員さんも手伝いに来てくださいました。ありがとうございます！

亀岡では今日は光秀祭ということで、プロジェクト保津川のスタッフもお手伝いに出たり、船頭さんも途中で切り上げてお仕事に。ということで、最後まで参加した5人で記念写真。本日の収穫？は14袋とBBQ網2枚。今日も河原ではたくさんの方がバーベキューを楽しんでいたとか。明日も頑張りましょう！

追伸：プロジェクト保津川のメルマガで集合時間を7時30分と案内してしまいましたが、正しくは7時00分です。申し訳ありませんでした。