2009/10/31

濃霧に包まれた朝の保津峡

濃霧の朝
今朝は久しぶりの「濃霧」ともいうべき、濃い霧に包まれた亀岡盆地です。出勤時の電車も遅れ気味です。


濃霧の朝
この霧は大きな川の流れる盆地特有のもので、日中、太陽の熱で暖められて蒸発した水蒸気が、よく晴れた夜、放射冷却現象によって冷やされて発生します。
洗濯物が乾かない、陰気だ、と嫌われもする霧ですが、私はこの亀岡の朝霧の幻想的な風景が大好きです。
濃霧の朝
今朝は保津峡の中まで濃い霧に包まれていましたが、霧の中にぼんやりと見える色づいた木々、なんというのでしょう、カラー刷りの水墨画?そんな風景に思えました。
濃霧の朝
保津峡駅あたりまで来ると、かすかに青空が見え始めます。そう、霧の出た朝は快晴なのです。
濃霧の朝
保津川下りの船頭さんに聞くと、朝日に暖められた霧が、紅葉の山肌を駆け上がって行く様は本当にきれいだそうですよ。
秋の京都観光にお越しになったみなさんもぜひ、ちょっと早起きして朝の保津川へお越し下さい!
(H)

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