保津川下りとラフティングの合同清掃が行われました

さる７月16日（木）、保津川遊船企業組合（保津川下り）と、ラフティングカンパニー8社による保津峡の合同清掃活動が行なわれました。

小回りが利くけれど、荷物をたくさんは積めないラフティングボート。荷物はたくさん積めるものの小回りは利かない保津川下りの船。一緒に清掃活動を行えたら、もっとたくさんのゴミが回収できるのに、と前からお互いが感じられていましたが、なかなかその機会がありませんでした。

そんな中、水難事故の防止や川の環境についてこれからは一緒に協力していこう、と先日の合同会議で話し合われ、今回、初めて保津川下りとラフティングのみなさんによる合同清掃活動が行われました。これは、保津川下り400年の歴史の中でも初めての取り組み、参加されたみなさんも気合いが入ります。

いつもの遊船だけでの清掃活動では回収できないゴミも、ラフティングボートですいすいと回収。そしてそれを遊船に積み込んで、と今までにない効率的な作業が行えました。

保津川下り名物、売店船のみなさんからも驚きの声が！

これが当日の成果です。なんと、20Lの土嚢袋に250袋！その他にも大きな鍋？や建築資材など大物もたくさん集まりました。ぎゅっと圧縮しても2トントラックに山積みになったそうです。

せっかく保津川を訪れてくださったみなさんに、不快な思いはさせたくない、と行なわれた今回の清掃活動、今後も遊船とラフティングでも協力して行なわれていくこととなりました。

徐々に、保津川の環境を守るための協力体制が地域の中でも出来つつあります。この動きを、地域を挙げた取り組みに広げていくために、私たちプロジェクト保津川もがんばっていきたいと思います。

みなさん、お疲れ様でした！

(H)