2008/12/06
待ちに待った!寒バヤの季節!~後篇~
さて、後篇です。
寒バヤ漁の結果やいかに?!
しばらくして、網をあげてみると、さあ!このとおり「すずなり」(笑)にハヤが掛っていました。それで、「すず網漁」というのでしょうか?!
ちょっとお手伝い。奥で指導してもらっているのが私です。見るからにあやしい手つき。
この網を川の中に入って、網を踏まないように、浮きを2つおきに手繰っていきます。魚が大量にかかってますので、ずっしりと重く感じられます。
あげてみると、こんな感じです。寒バヤがピカピカ光って、一同感動!!
前回2月の環境教室のときは、前日に、素人3人、網をもって川に入り、投網をしたものの何も取れず、悔しいやら情けないやら…だったのです。そのお話を川漁師さんにしてみると、一同に笑われ、「最初に囲い込んで追わずに投網をしても取れへんで!そしてわしらの寒バヤ漁は1月くらいで終いや。」と言われる始末。事前に何事も「チェック!!」ですね(笑)
そして、網からハヤを外し、素手でハヤのはらわたを取るコツを教えていただきました。しかし、なかなか網から魚を外せず一苦労。さらにはらわたを包丁を使わず、素手でとるのはもっと苦労しました。魚をそらせて、おなかをピンと張らせ、指でしごいて、おなかあたりから「ピュッ」っと出すのですが、なかなか出せず、身が崩れるやら、鱗がとれてグニャグニャになるので、途中で断念。
名人芸を見てください。
この達人の手にかかるとものの数秒でおなかからはらわたが出されます。透明の風船状のものが「浮き袋」です。
本日の収穫!!
寒バヤをお土産に少しずつ分けていただきました。ありがとうございました。そして帰って晩ごはんに天ぷらにしてみました。
我が家では…
漁師さんにもらったハヤの炊いたんとともに…
学園大の先生の家でも…
なんかよだれが~~~~!
12月13日の環境教室では、実際に寒バヤ漁を見ていただき、はらわた取りなどをみなさんとしてみたいと思っています。そして、寒バヤとさらに鮎の塩焼き(炭火焼)をお一人1匹ずつ食べていただく予定です。その他にも亀岡の郷土料理!!サプライズな?料理もでるかも!なんか今からおなかがすいてきますね~。
まだ、定員まで若干の余裕がございます。ご興味のある方は是非ご参加ください。
(K)