2008/11/19
紅葉がピークを迎えた保津峡で不法投棄発生!
朝日に照らされてゆっくりと舟が進んでいきます。左手は、保津峡を切り拓いた神様が祭られている請田神社。目の前の山々は見事な紅葉です。そんな山本浜の美しい眺めですが、実は今、大変なことになっています。
西川と鵜川が保津川に合流する「山本浜」。そこに、大量の不法投棄されたゴミがある!と保津川下りの船頭さんから連絡を受け、現場に行ってみました。すると、信じられない光景が広がっていました。トラックで乗り付けて捨てたゴミでしょうか。大量のゴミ袋が投棄されていて、しかもそれがカラスにつつかれて破れたのでしょうか、中のゴミがあたり一面に散らばっています。
ゴミ袋を見ると京都市の指定ごみ袋もあります。ペットボトルに食品トレイ、牛乳パック、お菓子の袋、ペットフード、その他いろいろな家庭ゴミです。
さらにはタイヤも2本捨てられていました。たまたまトロッコ列車の待ち時間にあたりを散策されていた、神奈川から来られたというご夫婦もいらして、「なんでこんな景色が綺麗なところに捨てて行くんでしょうねぇ」と、このひどい状況を目の当たりにして嘆かれていました。
亀岡市役所と亀岡警察署によって、不法投棄の犯人の捜査を開始していただくともに、ゴミの撤去もしていただけました。「ゴミを出さない」「ゴミを許さない」地域を創り出すためは何が必要なのか、もっともっと考えなければいけない、と強く感じました。
(H)