2008/06/26

第2回筏流しと舟運技術の聞き取り調査が行なわれました

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昨日25日、京都府南丹広域振興局にて、保津川筏復活プロジェクトの第2回聞き取り調査が行なわれました。

今回も、元筏士の亀岡市保津町の酒井昭男さん(80)、上田潔さん(89)のお2人をお招きしてお話を伺いました。聞き取り調査では、前回に引き続
き、今までは分からなかったお話が盛りだくさん。たとえば、舟は一艘、二艘・・・、と数えますが、筏全体はどう数えるかご存知ですか?正解は、1枚、2
枚・・・、と数えるそうです。中継点の宇津根浜などでは、「今日は10枚来た」というふうに言っていたとか。

また、1枚の筏の、それぞれの区切りを「連」というのですが、その先頭の1連目を「鼻」、2連目を「わき」、3連目を「そ」、というふうに呼び、最
後の連は「猿尾」と呼ぶそうです。そして連の数は川の水量(加減)によって決められ、もっともたくさんの筏が流せる水位を「加減水」、と呼んでいたそうで
す。

また、今回の聞き取り調査には、桂川流域ネットワークと乙訓青年会議所(JC)の参加もあり、この筏復活イベントにも協力していただけることとなりました。

聞き取り調査の後は、亀岡市文化資料館に会場を移し、第4回の連絡協議会が引き続き開催されました。

9月10日の筏の60年ぶりの復活をめざして、着々と準備が進められています。また、当日お手伝いいただけるボランティアスタッフも募集していますので、ぜひプロジェクト保津川事務局までお問合せください。

プロジェクト保津川 原田

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