2015/03/11
いかだをつくってみよう~その3~を開催しました。
2月8日(日)に、いかだをつくってみようシリーズの最後いかだをつくってみよう~その3~」を、亀岡市文化資料館にて開催しました。
当日は、朝から小雪がちらつき、風も冷たい日でしたが、4組9名の方がご参加下さいました。
まずは、亀岡市文化資料館の黒川館長よりご挨拶頂きました。
近々行われるイベントなどをご紹介。
この後、皆で2009年に保津川で行われた「筏復活プロジェクト」の筏流しの様子を
DVDにて鑑賞。急流を流れる様子を見て、参加者から「おぉ~」と歓声が出ていました。
船頭さんの見事な舵さばきにより、無事に嵐山へ到着した時の様子も映し出され
子どもたちは、どこかホッとした表情を見せてくれていました。
その後、筏の伝統を受け継ぎ、現役で活躍されている保津川下りの船頭さんから
筏の模型前にレクチャーを受けました。
子どもたちは、興味津々で覗き込んでいます。
そしていよいよミニチュアいかだ作り開始!!
まずは切り揃えられた丸棒に、いかだには欠かせない道具の1つ「カン」の代わりに
なるU字の釘を打ち付けていきます。
初めて金槌を持つ子も、おそるおそる打っていきます。
親子で協力しながら、1つ1つ。
1連の筏に使用する丸棒は11本。その両側に釘を打ちます。
曲がらないように集中して、根気よく。
全て釘の位置を揃えなければならず、苦戦中の親子に船頭さんからアドバイス。
兄弟で一生懸命取り組んでくれました。
根気のいる作業ですが、船頭さんに助けてもらいながら地道に少しずつ進めてい
きます。
打った釘に、皮ひもを通して、やっと1連目が完成!!
途中、お昼休憩を挟みます。
1回目の「いかだをつくってみよう」から参加してくれている方たちばかりで、顔も
知っていて、皆で仲良くワイワイと話しながらのお昼ご飯タイム。
楽しい時間に、華を咲かせてくれた「Bakery Ordinary Day」さんのサンドイッチ。
親子で少しずつメニューが違います。
箱を開けた途端、「うわ~~!豪華!!」と、歓声が上がるくらい素敵なサンドイッチ。
味はもちろん、どれも美味しくて参加者の皆さま、大満足でした。
さて、午後からの作業を再開。
船頭さんが準備して下さった説明書を見ながら真剣な表情で取り組んで下さいました。
自分でノートを準備して、船頭さんのお話を聞きながら、説明書を見ながら
一生懸命書き込んでいらっしゃるお父さん。
中には、イラスト付きで解説を書かれていたり、びっしり!!!!
机の上ではなかなか釘が丸棒に入ってくれなくて、固い床で打つとすんなり入って
くれる事を発見したら、一斉に床で釘を打ち始めた参加者の皆さん。
一気に作業がすすみます。
午前、午後と合わせて約3時間かけて、3連のミニチュアいかだが完成しました。
最後は、参加者の皆さまに、終了証としていかだのコースターをプレゼント。
ミニチュアいかだを入れる箱は、なんと船頭さんの手作り。箱にピッタリ収まって
素敵な作品になりました。参加者の方の作品ですが記念に1枚、写真を撮らせ
ていただきました。
そして、皆で完成したミニチュアいかだを前に記念撮影。
終わった後の子どもたちの清々しい顔を、一生懸命しあげようと頑張って下さった
保護者の方のホッとした顔。
どの人もみんな笑顔で素敵なお顔ですね。
最後になりましたが、開催場所をご提供いただきました亀岡市文化資料館をはじめ、
美味しいサンドイッチをご準備下さったBakery Ordinary Dayさん、講師としてお越し
下さった船頭さん。皆さまのご協力により、無事終える事が出来ました。
本当にありがとうございました。