2014/04/24
第73回定例清掃会(宇津根)を行いました
4月20日(日)、第73回定例清掃会を、宇津根地区にて行いました。ちょっと肌寒い曇り空の下でしたが、元気な若手の皆さんと共ににぎやかに清掃活動を行いました!
新しい春がまぶしい清掃会の様子をレポートします。
曇りで肌寒い朝ではありましたが、集合場所の旧亀岡商工会館にみなさま続々お集まりくださいました。集合時間よりちょっと前、川におりていたスタッフから「ちょっと手伝って~!」との声。なんだなんだ?と見に行くと。。。
投げあげられたロープを引っ張れ―!と大きなかぶのような状態に。
なんと、水を含んで一人の力ではびくともしないぐらい重くなったソファーが釣り上げられました。(ちっちゃな蜘蛛が引っ付いていて女の子が怖がっています。可愛い。)不法投棄、困ったものです。
体も暖まったところで、集合時間となりました。簡単に清掃会のご案内とご挨拶を行いまして、みんなで清掃場所へ向かいます。
今、川べりの菜の花がとてもきれいに咲いています。
歩いていると、「ケン、ケーン」とも「キーーン」とも聞こえる大きな鳴き声が聞こえました。何かわからず、今鳴いたのは何? ときょろきょろしていると、地元の方が「今のは雉の鳴き声やね。」と教えてくださいました。姿を見ることは叶いませんでしたが、それからもいろんな鳥の鳴き声を聞くことができました。保津川にはたくさんの生き物が生活しています。
今回の清掃場所の宇津根の浜は、保津川下りの乗り場の上流付近で、昔筏の中継地点であった場所です。そして、昨年9月の台風18号の被害が今なお残る場所です。
テトラポットや細かい流木の間に残る空き缶やペットボトル。木々に絡まったシートやナイロンごみ。みんなで手分けして集めます。
発泡スチロールの箱もたくさん。
こちらにも大きなシートが。。。
その下では分担作業で効率的に。
足元の悪い川べりへは大人が降りてテトラポットの隙間のごみを集め、土手の上では小学校の女の子が袋詰めしてくれていました。
こんなふうに引っかかった大きなシートをはがそうとすると
雑草が根付いてはがれない! 自然の力に驚きました。
こうして集めたごみは、なんと軽トラックに山盛り2台分以上になりました。
動いた後は、恒例のふるまいです。今月は春のお菓子!桜餅です。
美味しくいただきました。
この日集まったごみは、20Lの土のう袋に90袋と軽トラック1台分の大型ごみでした。
ご参加いただいたのは、全員で50名。プロジェクト保津川の個人会員の方々をはじめ、遠方からお越しの個人のみなさま、イビスタイルズ京都ステーション、亀岡第一作業所、亀岡文化資料館、京都学園大学、京都亀岡キックボクシングジム、株式会社ヤマキ、つぼい鍼灸整骨院、日本メンテナンスエンジニアリング株式会社、保津おやじの会のみなさまがお越しくださいました。タイからの留学生の方もいらっしゃいました。
年齢も職業も性別も国籍もバラバラ。でも、保津川にいいことしよう!という気持ちが共通の50名で記念撮影です。