2014/04/01
3/16(日)保津川の日のイベントが行われました!
3/16(日)、延期になっていた「保津川の日」のイベントが賑やかに行われました。
2012年8月に内陸部で初めて開催された「第10回海ごみサミット亀岡保津川会議」を引き継ぐ形で始まった「川と海つながり共創プロジェクト」。その取り組みをさらに一層多くの市民のみなさんと!と始まったプロジェクトのシンボルとして、毎年3月第1日曜日を「保津川の日」として、さまざまなイベントを実施することになりました。
なぜ3月なのか?というと、春の観光シーズンの幕開けを告げる保津川下りの川開きが毎年3月10日、そして400年前に角倉了以が保津川開削をスタートさせたのも3月。そんなわけで3月第1日曜日を「保津川の日」することになったのですが・・・、今年はあいにくの大雨と増水で、延期となっていました。
さて、当日。朝7時に保津川にスタッフ集合です。みんなでテントを立てたり、屋台の準備をしたり。ちょっとひんやりしていますが、やっぱり朝の空気は気持ちいいものですね!
オープニングセレモニーでは、プロジェクトの委員のみなさんで、「保津川の日」の記念標柱を立てて頂き、参加者全員で記念写真を撮影しました。
さて、「保津川の日」のイベントは、保津川に沿って清掃しながらゆったり歩くエコウォーク(自治会のみなさんによるぜんざいの振る舞いや屋台あり!)と、保津川下りやラフティングに乗って保津峡を清掃する保津川クリーン作戦が行われました。
私たちプロジェクト保津川のスタッフは、保津川クリーン作戦を担当。ここからはそのレポートです!
実はこの日も、前々日に降った雨と雪解け水で保津川は増水していました。幸い、保津川下りはギリギリ運航できる水位だったのですが、保津峡で接岸しての清掃活動は安全を考慮して断念。代わりに、乗船前に河原をみんなで清掃することにしました。
ただ単に清掃するのも面白くない!と、今回は参加者のみなさんと一緒に、集めたごみの分析も行いました。
調査はICC(International Coastal Cleanup)という、世界共通の手法を使って、保津川にはどんなごみが多いのかを調べました。
清掃活動の後は、お楽しみの保津川下りに乗船!
いつもは3人乗り込まれる船頭さんも、この日は増水していたので5人乗り込まれる「五人水」。船が下れるギリギリの水量です。
ということは、、、スリル満点!(実はこの後、油断して波よけシートを持っていなかったのでずぶ濡れに・・・涙)でも、なかなか体験できない大迫力の保津川下りにみなさん大満足でした!
今回は、企業のみなさんにもお越し頂き、保津川をフィールドにした研修プログラムとしてのエコツアーの可能性を評価していただくモニターツアーも合わせて実施しました。
さあ、これから保津川をもっともっと美しく!そう感じた1日でした。ご参加いただいたみなさま、ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。