2023/05/23

第160回保津川クリーン作戦を篠町の西川で開催しました。

2023年5月21(日)、亀岡市篠町を流れる西川にて、篠町自治会の皆さんといっしょに第160回保津川クリーン作戦を行いました。

篠町では、以前より西川の沿いの美化活動に力をいれておられます。

プロジェクト保津川も自治会と連携し、年に数回、西川でクリーン作戦を開催しており、毎回たくさんの方に参加して頂いています。

西川はとてもたいせつな役割を担っています。

支流も含める西川沿いには、篠町、東つつじヶ丘、南つつじヶ丘、西つつじヶ丘があり、約14,000人の方が暮らしています。

西川は、典型的な日本の住宅街を流れる川と言ってよく、血管のように町中に伸びた側溝や水路、支流の川から雨水を集めて、本流へと流す役割を持っています。

都市にとって、こういった川がとても重要なことがわかるでしょう。

町中から雨水を集めるということは、同時に町中にあるごみもいっしょに集めるということになります。

ごみが側溝や水路に落ちていたとしたら、特にプラスチックごみなどは簡単に川へと集まってしまいます。

町中をきれいにすることが川ごみを減らすことにつながるというのがよくわかる話ではないでしょうか。

そして、町中で拾い切れなかったごみを回収する活動が、私たちが毎月行っている保津川クリーン作戦ということになります。

今回も、160人の方に集まって頂きました。

今回も西川沿いにお住いの方を中心にたくさんの方に参加して頂きました。

梅雨を前に、西川の一斉清掃ができました。

川沿いの草むらにひっかかったり、からまったプラスチックごみなどが見られました。

しかし、今は住民の方の環境問題への関心も高く、魚や亀がいたり、鴨が水面を泳ぐ、とてもきれいな川になっています。

今回の活動で、全部で20ℓ土嚢袋18袋のごみが集まりましたが、当初に比べればほんとに少なくなりました。

でも、未だに自転車を川に捨てる人もいるようです・・・

参加団体等:篠町自治会・西川左岸ふれあい会、 日本メンテナス、日本メンテナスエンジニアリング(株)、南丹清掃、日進浄化槽センター、Team DO IT!、プロジェクト保津川

水辺のごみ見っけ

今回も全国川ごみネットワークが実施している水辺のごみ見っけ!「全国の水辺で、ごみを見つけ、ペットボトル、レジ袋、カップ型飲料容器の個数を数えるごみ調査」を行いました。

ペットボトル32本、レジ袋32枚、カップ型飲料容器7個という結果でした。

レジ袋が提供されていないはずの亀岡の川でレジ袋がみつかるのは多少謎ですが、今回もペットボトルを筆頭にまだまだ飲み物の容器が多いですね。

おそらく、側溝や直接西川へのポイ捨てが原因だと思われます。

まだまだ川にごみを捨ててもいいというイメージを持つ人がいるようです。

一番最初の西川清掃を振り返る

2011年1月23日(日)におこなった第37回保津川クリーン作戦(その頃は定例清掃と呼んでいました。)が西川で行った最初の清掃活動でした。

その時も篠町の住民の皆さんといっしょに活動しました。

自転車、タイヤ、バッテリー、家具等の不法投棄、空き缶、ペットボトル、レジ袋、堆肥袋、たくさんのごみが集まったようです。泥の中に埋まっているものも多く大変でした。

回収されたごみの量が半端なかったです。

これを読むと、西川がほんとにきれいになったことがわかります。

6月の保津川クリーン作戦の予定

第161回クリーン作戦を6/18(日)、今回と同じく亀岡市篠町の山本浜で開催予定です。西川も山本浜のすぐそばで保津川へと注いでいます。

詳細後日おしらせします。

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