2019/10/24
捨てる人と拾う人 第124回保津川クリーン作戦を開催しました。
令和元年10月20日(日)早朝、晴天の下、京都府亀岡市保津町 保津大橋上流右岸河川敷にて第124回クリーン作戦を開催しました。
今回は、ふるさと清掃運動会としても行いました。
全部で12人の方に参加頂きました。ありがとうございます。
今日は124回目の保津川クリーン作戦でした。お祭りなど行事もたくさん重なり、12名といつもより少ない参加者でしたが、広~い河原にたくさん流れ着いていたごみ、そして河原の茂みの中の不法投棄も大量に回収しました。 集めたごみは、ペットボトルや…
プロジェクト保津川さんの投稿 2019年10月19日土曜日
保津大橋上流右岸河川敷とは?
今回クリーン作戦を行った場所は、旧商工会議所のちょっと北側にある保津川の右岸の川岸です。
保津川の堤防沿いの道路から無舗装を入って行ったにあり、石が敷き詰まった広々とした大きな岸辺です。
見渡しの良いこんな場所で見つかるごみ
今回も「水辺のごみみっけ!」を実施し、回収したごみの種類を調べました。
レジ袋79 袋、ペットボトル86本、カップ型飲料容器41個 など、 20ℓの土のう袋35袋分のごみを回収できました。
全部で、軽トラック1台分で 20L土囊袋43袋分を回収することができました。
レジ袋やペットボトルなどは漂着ゴミとして水辺で見つかることが多いです。
大部分、写真の通り広々とした見渡しのよい場所が広がっています。BBQや釣りをする人は見かけますが、それほど人が立ち入る場所ではないせいでしょうか、藪の影などに不法投棄されたごみが多数ありました。
日吉ダムの大規模な放流があった時に流れ着いたのでしょうか?タイヤや金属の塊などもありました。
漂着ごみでない複数のタバコの吸い殻ごみ
レジ袋などのように、街中の側溝に落ちたタバコの吸い殻が雨に流されて川へ到達して、川ごみになることがあります。
でも、ここの岸辺で見かけたタバコの吸い殻はそれとは違うようでした。
同じ場所で、何日もかけて、捨てられたような複数のタバコの吸い殻です。
おそらく、習慣的にこの場所に来る理由があって、吸っては地面に捨てているのだと思います。
悪いことしてるだとか、環境に負荷をかけているなんて考えていないでしょう。
ごみを捨てる時って何か考えていますか?
ごみを捨てる時って何も考えずにゴミ箱に捨てていますよね。 ほぼ無意識、生活の一部です。
家の中だと、ゴミ箱を探して捨てますが、習慣だからそうしているだけです。
この場所に、タバコの吸い殻を捨てている人も、家の中では灰皿に吸い殻を捨てているはずです。
でも、この場所では違うようです。
家では灰皿に、外では地面に。
自分の矛盾になんの疑問を持たずにそうしているはずです。
注意してくれる人もおらず、ただ習慣として、地面に捨てているのでしょう。
何も考えずに捨てるのは簡単です。
拾う側にまわると変わってきます。
でも、拾う側にまわるといろいろ考えることになります。
意図的に捨てられたごみや、不法投棄されたごみを見るとまず腹が立ちます (笑)
誰か知らない捨てた相手に憎悪がわきます。
クリーンなことしているのに、心がクリーンじゃなくなります (笑)
でも、そんな負の感情が生まれるだけじゃないです!
タバコの吸い殻や、不法投棄ごみや、川辺に漂着したレジ袋を見るといろいろなことを感じます。
考えることもできます。
気づくこともできます。
クリーン作戦に参加してみると、その人の中に新しい視点が生まれます。
大人にとっても子供にとっても人生に役立つ体験となると思います。
終了後には軽食を囲みながら、いろいろな人とお話しもできます。
次回、11月に行う第125回クリーン作戦のおしらせ
11/17(日)にサンスポーツの裏手 古世町と西つつじが丘の間を流れる年谷川 大山橋付近で行います。東部地自治会との共催になります。
詳しくは、後日別投稿にてお知らせします。