2011/05/03
2011BBQゴミ一掃作戦 5日目
GWの保津川の河原のBBQごみ一掃作戦、5日目の様子をお伝えします。
ゴミと一緒に捨てられていたレシートを見ると、京都市内のお店の名前が。そんなところからわざわざゴミを捨てるバーベキューに来なくてもいいのに・・・。
あと、この時期になると増えるのが花火のゴミ。まあ、紙製なのでまだマシですが、ロケット花火の火薬が詰まっている部分の筒などは、海岸にも大量に漂着しています。せめて、プラスチック製品は部品としても使わないようにしてほしいものです。
今日もBBQゴミは少なかったので、時間が余ったので、乗船場下流にも足を運びました。上の写真は、河川改修事業の一環として、新たに作られた「わんど」。保津川の魚たちの産卵や稚魚の育つ場所となることを願って作られました。
が、その周囲には、大量の空き缶やペットボトル、肥料袋などの、いわゆる漂着ゴミが散乱していました。少し拾ったのですが、数人で拾いきれる量ではなかっだので、清掃もそこそこで引き上げて帰ってきました。また定例清掃会などで対応したいと思います。
一緒にゴミを拾っていた船頭さんによると、この場所は増水したときに流れが渦を巻いて、たくさんのゴミも流れ着く場所だそうです。これからの課題ですね。
オマケ。こんなものも流れ着いていました。ルームランナー、でした。
本日の収穫。土嚢袋6袋分のゴミでした。いつかゼロでした!といえる日が来るといいですね!
さて今回は、船頭さんの特別仕様の軽トラをご紹介します。荷台の後ろのこの鉄と木でできた枠、なんでしょう??
よく見ると、釘のようなものが並んでいますね。
答えは、舟に使う「櫂紐」をなう、棕櫚の繊維をしごくものということです。ちょうど、こんな感じで棕櫚の繊維をしごいて、ごみや傷んだ繊維を落とし、縄をなうのに適したものだけを柄選っていくそうです。
百年くらいたったら、貴重な「民具」といわれるかもね~、と笑いながら写真を撮らせてもらいました。
さて、GWもいよいよ後半、天気も回復するといわれていますが、BBQゴミは少ないままであってほしいものです。