2008/04/13

第5回定例清掃会~雑水川清掃編

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今日は4月の定例清掃会でした。今回は、亀岡市文化資料館主催とのコラボイベント「城下町クリーンウォーク」、それに先立って午前8時からプロジェクト保津川メンバーによる雑水川の清掃が行なわれました。

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この雑水川、一見小さな川に見えますが、実は明智光秀が築いた丹波亀山城の内濠、現在の南郷池を途中に抱える、歴史的にも重要な川です。そしてまた、市街地にありながら、夏にはホタルの姿も見られるなど、貴重な自然環境を残す川でもあります。

しかし、やはり、といいますか、ゴミが目立つのも残念ながらまた事実。今回は城下町ウォークの前に出来る範囲内で川の清掃を行なおう、ということで、雑水川の清掃となったわけです。

まだまだ桜も咲き、タンポポの花もたくさん咲く中での朝の掃除は、気持ち良いものです。

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京都からお越しのお2人が手に持っているのは、ゴミのデータリスト。今回の清掃からはゴミのデータ収集も始めることにしました。どのようなゴミが、どの程度落ちているのか、そのデータ収集は根本的な対策を考える上でも非常に重要です。とはいえ、私たちにはまだ経験の無いデータの記録。いつもの広い保津川ではなく、お互いに目の行き届く範囲で確かめ合いながら、まずはデータを取ることに慣れる、ということも大きな目的です。

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みんなで胴長を履いて川の中へ。町の真ん中を流れる川ですが、水の中にはサワガニやシジミもたくさん住んでいます。夏にはホタルが舞う、というのも頷けました。

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3~4人が1チームとなってゴミの回収とデータの記録を行ないます。これがなかなか大変。圧倒的に多いビニール系のゴミは、記入欄があっというまに一杯になってしまいます。原型を留めていないものや、リストに無いものはどこに記入すべきか、もなかなかすんなりとはいかないもの。経験を積んでいくしかないですね。

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向こうを走るのはJR山陰線の電車。春の朝の陽射しの中、せっせとゴミ集めをする私たちを見て「何やってるの?」と声をかけて下さる方もいらっしゃいました。ぜひ、次の機会にはご参加ください!

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ポイ捨てのゴミに混じって目立つのは農業系のゴミです。こんな風に何気なく積み上げられたゴミが、雨が降ると川に流されてしまうのです。

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さて、わずか1時間半ほどの間、しかもたったの200mほどの掃除で、今回も軽トラにいっぱいのゴミが集まりました。中には盗難されて捨てられてしまった自転車もありました。

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今回は掃除の終了後に、柚子茶を用意してくださいました。さわやかな香りと蜂蜜の甘さが、ちょっとばかり疲れた体にちょうどピッタリ。ありがとうございました。

(城下町クリーンウォーク編につづく)

プロジェクト保津川 原田

第5回定例清掃会~雑水川清掃編」への2件のフィードバック

  1. 雑水川という名前には似つかわしくないくらい綺麗な川でしたね。
    しかし底を手探りで探ってみると長年蓄積した空き缶などのゴミが出てくる。なにかゴミの層が出来ているのではないかと思えるぐらい。
    しかし保津川本流と雑水川では空き缶の中に入り込む土の種類がが違いました。本流は主に砂、支流は泥。この違いがどんな関係があるのかは判りませんが、この泥状の土壌が蜆などを育んでいるのでしょうかね?
    6月、ホタルをまた見に行きましょう。

  2. 街中にも、石積の護岸が残っていてたくさんの生き物が住んでいるものですね。
    あんなところ(失礼!)でもホタルが見られる、って素敵やなあと思いました。
    ぜひホタルを観る夕べ、やりたいですね。

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