2010/02/16
第27回定例清掃会(第3回桂川クリーン作戦)を実施しました!
バレンタインデーの14日(日)、毎年恒例となった「第3回桂川クリーン大作戦」が行われ、私たちプロジェクト保津川も定例清掃会を兼ねて京都・嵐山で清掃活動を実施しました。
朝8時30分に嵐山の中之島公園に集合、今回は京都市内での開催ということもあり、京都市内や大阪からも、また初めての方も続々とお越しいただきました。
梅の花の咲き始めた嵐山。空気はまだまだ冷たく、毎朝山は白く雪化粧していますが、少しずつ春は近付いてきているのですね。
「オシャレな長靴ですなあ」。
9時に清掃開始、私たちは嵐山の渡月橋より下流、右岸側を担当します。総勢72名で清掃スタート。みんなでゴミを拾いながら下流へと歩いていきます。夏場は草が生い茂る河畔も、この時期は草が枯れて、ゴミを集めるのにはもってこいのシーズンです。ぱっと見たところ、ゴミは無いなあ、と感じますが、溜まっている場所にはどっさりと溜まっているものです。ちなみに写真を撮るタイミングを逃してしまいましたが、この場所には空き缶やペットボトルが大量に漂着して、まるでゴミの道のようになっていました。
プロジェクト保津川のスタッフはいつものように胴長靴を持参。川の中にもどんどん入って、普通の靴では無理な中洲のゴミを拾い集めます。このあたりのゴミは、農業用の肥料袋やマルチシートの破片、あるいは亀岡のスーパーのレジ袋など、明らかに上流から流されてきたと一目でわかるゴミばかり。なんだか、ご迷惑をおかけしてスミマセンという気になってしまいます。
清掃中、顔を上げて上流を見ると、渡月橋と嵐山が綺麗に望めました。川の中からしか見ることのできない贅沢な展望。しばし見とれてしまいました。桜や新緑、あるいは紅葉の季節には本当に美しいのでしょうね!
こちらのお2人はカッパ軍団。京都の水を研究するカッパ研究会からも今回は参加してくださいました。「頑張ってください!」と、われわれの胴長とジャケットをお貸ししたのですが、川の中州に渡って木に引っ掛かったビニール類を一生懸命に集めてくださいました。ボロボロになったビニールを一つずつ取っていくのは結構めんどうな作業、ありがとうございます!
半分埋まったカーペットに自転車。なんでも出てきます。
一見分からなかったのですが、歩いてみると空き缶を踏みつぶす音。辺り一面、空き缶がビッシリでした。流されてきたのか、はたまたこの場所で宴会が開かれたのか(笑)草をかき分けみんなで一つ一つ回収していきます。ゴミ拾い、大変な気もしますが、始めるとなんだか宝探しのような気がしてきて、みなさんはまってしまいます。
今回の成果。残念ながら袋の数を数えることは出来ませんでしたが、2tトラック1台分以上のゴミがありました。自転車に冷蔵庫、タイヤなど大型ゴミも多数。。。
清掃終了後にはあったかいお茶と、今日はバレンタイン・デーということで手作りスイーツ3種の振る舞い。初めて参加いただいた方からも、「とても楽しいお掃除でした」と言っていただけたのが、何よりうれしかったです。
最後に渡月橋をバックに記念撮影。残念ながら先に帰られた方もいらしたので、ちょっと少なくなってしまいました。
みなさん、お疲れさまでした!