2009/04/13
第2回総会が開催されました
昨日(12日)は定例清掃会終了後、第2回目の総会がガレリアかめおかにて開催されました。NPO法人にとって総会とは、株式会社の株主総会のようなもので、年に1度開く大変重要なものです。
総会には、議決権をお持ちの正会員のほか、賛助会員や法人会員の代表のみなさまにもオブザーバーとして参加をいただき、昨年度の決算や今年度の予算、事業報告や事業計画などの議案について一つずつ理事から説明し、無事、原案通り承認をいただきました。
なお、決算や事業の報告書については、おってプロジェクト保津川のウェブサイトでも公開いたします。
さて、プロジェクト保津川の総会のお楽しみ、といえば、そのあと引き続き開かれる交流会!年に1度、会員のみなさまとゆっくりお話をできる場、ということで、今回も亀岡市行事食研究会のみなさんにご協力をいただき、地元産の素材にこだわった美味しい郷土料理を作っていただきました。
議案の審議が行われているころ、ガレリアかめおかの調理室では、せっせと料理が作られていきます。上の写真は、筍ごはん。そして、その左に見える天ぷらは、保津の米粉を衣に使ったヨモギと花山椒の天ぷら。米粉の天ぷらをちょっとつまみ食いさせていただいたら、小麦粉の衣と違ってカリッとしていて、香ばしい香りが口の中に広がり、本当に美味しかったです!米粉の天ぷらは初めて口にしたのですが、新鮮な驚きでした。
総会が終わって、交流会が始まるまでの間、大西副代表から、保津川流域に住む魚や鳥についてのお話がありました。保津川のシンボルでもある国の天然記念物・アユモドキだけではなく、魚も鳥も、大変貴重な生物がたくさん棲んでいる保津川の環境についてのお話は、この地域で人々がどのように自然と共存してきたのか、を考えさせられる大変興味深いものでした。
さて、こちらが今回ご用意していただいた「新筍のちらし寿司」と「桜ごはん」です。美味しそうでしょう!一つだけ、たくあんが手に入らず、お店で買われたそうですが、それを除けば食材はすべて亀岡産!
ガレリアの庭園には、今が盛りの桜が咲いていました。実は、桜ごはんの上に乗っている、桜の花びらの塩漬けは、この桜の去年の花だそうですよ。
今回は花見弁当をテーマに作っていただいたそうです。ここに写っている食材、すべて地元産です。たとえば、サツマイモは去年の秋に獲れたものを土の中で寝かせて今まで保管されていたそうです。どれもこれも、本当に美味しいものばかり!
いつも定例清掃会にお越しいただいている方も、普段はお仕事でなかなか顔を合わすことができない方も、今日初めてお会いした方も、川の話に大いに盛り上がります。満開の桜を眺めながらの花見弁当、幸せなお昼のひと時でした。
昼食の後は、昨年9月に行った「保津川筏復活プロジェクト」の記録映像の上映会を行いました。今年は7月末と9月上旬の2回、保津川で筏流しを行う予定です。ぜひ、このブログをご覧のみなさんもお越しくださいね!
川の掃除、というのは大変な作業です。だからこそ、こうして年に1度でも応援いただいている会員の皆様とお会いすることが大変ありがたく、また心強く思います。今後も、保津川の環境保全に向けた取り組みを行っていきますので、どうかご支援のほど、よろしくお願いいたします。
(H)