2007/12/10
第1回定例清掃会が開催されました
昨日(12/9)、プロジェクト保津川の第1回定例清掃会が開催されました。
ここ何日か急に冷え込み、山沿いでは雪も、という予報のもと、早朝からの清掃活動にいったい何人の方が参加していただけるのか、理事一同実は大変心配していました。
しかし、午前8時前の集合時間になると続々とお越し頂き、遠方では京都・宇治や滋賀・東近江から、なんと46人もの方々にお越しいただきました。
なかには、サンタさんの格好で参加していただいた方々も。未来の子供たちにふるさとの美しい川をプレゼントしてくれる、エコ・サンタさん?実は、今回の定例清掃会には佐川急便亀岡営業所の皆さんが多数ご参加してくださり、サンタさんも普段はおなじみの宅配便のドライバーさんたち。お伺いすると、ご参加いただいた皆さんは、今日が休日だったそうで、力強い応援に、感謝することしきりです。
また、今回の清掃道具やゴミの処分も亀岡市役所にご協力いただいています。また、受付の設営には保津川遊船企業組合(保津川下り)のご協力もいただきました。ありがとうございした。
清掃活動は午前8時にスタート。まず、プロジェクト保津川を代表して森田理事からごあいさつも兼ねて、今日の清掃場所などの説明がありました。そして、4グループに分かれて清掃活動が始まります。
今回は、保津川大橋下流の右岸の土手から保津小橋までの区間を重点的に掃除しました。特に土手の上の道は、細い道ですが市内の渋滞を避けるための抜け道として、意外に交通量の多い場所でもあります。そのせいか、土手の法面や用水路には大量の空き缶やペットボトル、あるいは雑誌などがポイ捨てされています。
この用水路は、10月の「ふるさと清掃運動会 in保津川」で徹底的に掃除したにも関わらず、またもや大量のゴミ。草が生い茂る中、大変な作業です。
急な堤防の斜面のゴミ拾いは結構危険な作業。お願いですから、ポイ捨てはしないでくださいね。
ちょっと草むらを探すとご覧のとおり。次から次から出てきます。
こうして見ると、本当に綺麗な景色なのに次から次から見つかるゴミ。モラルに訴えるしかないのでしょうか。
ゴミ袋はすぐに一杯に。とても両手で運べない量なので、軽トラで巡回して回収します。
河原に捨てられていたバーベキューのゴミの中にまぎれていたレシート。大阪の八尾から保津川にバーベキューに来た人でしょうか。自然を求めて亀岡まで来ていただくこと自体は大変ありがたいことですが、ゴミは持ち帰って欲しいものです。
わずか1時間、50人弱で行っただけの清掃活動で、ゴミの量は軽トラ2台分に! いったい保津川全体ではどれだけのゴミがあるのでしょうか。集まったゴミを分別していくのですが、今回の清掃活動で集まったゴミは、というと、
- 空き缶
- ペットボトル
- 空き瓶
- レジ袋
- バーベキュー用網
- カップラーメンの空き容器
- バケツ
- 農業用肥料袋
- 乾電池
- 農薬噴霧器
- 苗床
- 廃タイヤ
- 鉄パイプ
- ホットカーペット
- 菓子などの空き袋
- 携帯電話
などなど、多岐にわたります。これを分別するだけでも大変な作業なのです。
さて、清掃活動が終わったあとには、暖かいお茶が振舞われました。参加者みんなでお互いに労をねぎらい、保津川の今後やプロジェクト保津川のこれからについて、話に花が咲きます。
決して堅苦しくない、楽しみながらの美化活動が私たちの目指すところ、ちょっとずつそんな理想に近づけているかな、と感じました。
9月の設立記念シンポジウム、第1回保津川体感プログラム、10月の「ふるさと清掃運動会 in保津川」と大きなイベントを行ってきたプロジェクト保津川にとって、この第1回定例清掃会は、ある意味で本当の活動のスタート。これから地道に、しかししっかりと、そして楽しく清掃活動を行っていきたいなあ、と考えています。
プロジェクト保津川が定例清掃会を実施!
保津川の清流を守るため活動している
「NPO法人プロジェクト保津川」(坂本信雄・代表)
が今日、保津川下り乗船場対岸で第一回定例清掃会
を実施しました。
午前8時から行なわれた清掃会には、亀岡市内外から
約40名が参加、亀岡市から支給されたゴミ袋を持ち
保津川河川敷や堤防沿いの用水路などの持ち場に
分かれ積極的で賑やかな清掃活動となりました。
プロジェクト保津川では、毎月第2日曜日の朝に、定期的な
清掃会を実施することとなり、12月がその第一回目。
初冬の早朝という時間でもあり、どれくらいの人が参…