朝霧の中、保津川は静寂に包まれています
・・・・・・・・・ 何も聞こえない。
見えるものは、かすんで見える川岸のみ…
朝霧が川にたちこめ、静寂が川をつつむ。
川べりに立つと、時間の流れが止まったかのように感じた。
今は、いつなのか?ここは、どこなのか?
悠久の時を運ぶ朝霧と静寂…
その静寂の中を、一つのリズムが漂ってきた。
「ギー ギー ギー」
リズミカルな調べ…
保津川下りの「櫂」が奏でる調べ
保津川下りの乗客は、この深い朝霧の景色に何を思うのだろう?
悠久の時の流れを思うだろうか?
400年続く保津川下り、そう、昔の人々が見た風景がそこにはあります。
プロジェクト保津川 河原林
元旦の写真とは同じ場所の景色とは思えませんね!
今朝は大阪も霧でした。
でも、ほんとならこの時期は雪や氷の寒い季節。秋の霧が今頃にずれているのかな、とも思いました。
自然はいつも私達人間に「危機」を知らせる
メッセージを送っているのかも知れませんね。
この時期に発生した幻想的な保津川の霧が、
地球破局への警鐘でないことを祈りたいです。
このところ、まるで3月のような暖かい日が続く京都ですが、保津川の水量もかなり減ってきて、このままでは本当に夏に旱魃に見舞われるのではないか、と心配になりますね。
一人一人に出来ることは小さいですが、それでも何かやらねば、と思わずには居られません。。。
でも、そんな「たいそう」なハナシじゃなく、自然の中でいろいろなことを「楽しんで」やっていきたいものですね。