2008/08/08

保津川花火大会清掃ボランティアに参加しました

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昨日は夏の亀岡を彩る「第57回亀岡平和祭保津川花火大会」が華やかに行われました。そして今朝は、その花火大会のときに出てしまったゴミを清掃しようと、亀岡市と市民ボランティアによる清掃活動が実施されました。プロジェクト保津川のスタッフも、昨年に引き続き参加しました。

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早朝5時45分に保津大橋下、いつもの定例清掃会の集合場所と同じ広場に集合。保津大橋周辺は道路にまで、大量のごみが放置され、異臭を放っています。露天商の人たちが置いて行ったゴミ、観覧客が捨てて行ったゴミ。。。7万人のお客さんが集まるわけですから、ゴミの量もハンパではありません。まるで埋め立て処分場にでも来たような眺め、そして臭いです。

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大量のりんごアメ。

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そして大量の卵。他にもキャベツやから揚げ、氷、ヤキソバ、ソースなど、いろいろな「食べ物」が山のように積まれています。余ってしまったのでしょうが、これらは全部燃やされてしまうわけで、もったいないなあと思わずにはいられません。日本中の「お祭り」の会場で同じような光景が見られるのでしょうね。たとえば、せめて肥料にするような方法なんかは考えられないのでしょうか?

また、露店業者のゴミや観覧客のゴミも、根本的に減らすさまざまな工夫が各地で行われています。7月15日付のこのブログでも紹介しましたが祇園祭の際には、分別回収が進められていましたし、各地で「ゴミは持ち帰らずに」という花火大会が広まりつつまります。たとえば競技花火大会で全国的に有名な秋田・大曲の花火大会では、短い間隔でゴミ箱が設置され、ゴミは「持ち帰り禁止!」としたところ、大きな成果をあげられています。

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会場で配られていた「うちわ」も非常に目につきました。この「うちわ」は、京都学生祭典のPRのために配られていたものですが、もらってもその場限りの、ゴミになってしまうようなうちわであれば捨てられるのがオチです。持って帰って普段使いたくなる、配布するならそういうグッズを配るのもいいかもしれません。

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今回集まった市民ボランティアは400人。わずか1時間程度で、会場周辺はひととおりきれいになりました。が、集まったゴミの量はご覧のとおり。そして、今日の清掃区域から外れた所にも、まだまだたくさんのゴミが捨てられています。花火という「伝統文化」と、大量消費・大量廃棄という「現代文明」、これからも夏の風物詩・花火大会を続けていくためには、そろそろゴミの問題も真剣に考えないといけないのではないでしょうか?

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