2008/11/11
保津峡ライトアップ?
帰宅時に電車から何気なく外を眺めていると、夜のとばりの降りた保津峡がキラキラと輝いています。そう、トロッコ列車のモミジのライトアップが始まったのです。
日も短くなったこの時期、トロッコ列車の最終便が走るころにはずいぶんと暗くなっています。そこで、この時期限定でモミジをライトアップしてお客さんに楽しんでもらおう、と始まったのがこのライトアップ。上を走るJR山陰本線の車窓からは、トンネルとトンネルの間の橋を通るとき、一瞬ですがまるで宝石のようなモミジのトンネルを目にすることもできます。
ちなみに写真は保津峡駅のホームから撮影しました(ブログの上の見出しの写真と同じ場所です)。このライトアップ、当り前ですがトロッコ列車の最終便が通過してしばらくすると消灯されます。ホームに立って眺めていると、鹿の声と川の音が谷間に響き、まるで幻のような、ほんのひと時の「夜のモミジ」を楽しむことができました。
紅葉を照らすライトが消されると、あたりは再び漆黒の闇に。やがてトンネルの向こうから一筋の明るい光が見え、電車がやってきました。
トロッコ列車の最終便やJR保津峡駅のホームからご覧に場合、かなり冷え込みますので、暖かい恰好でお越しくださいね。
(H)