2024/07/29
令和6年7月28日「保津川で夏の川遊び」を開催しました。
毎年、この時期になると川の事故が多くなり、川=危険というイメージを持たれがちになります。
しかし、学校にプールの設備がない時代、子供たちは川で泳いだり遊んだりするなが普通でした。そこから、川の何が危険か、どの場所なら泳いでも大丈夫かなどを学び、子供達同士で情報を共有し、川と安全に接する事ができていました。
接し方さえ間違わなければ、川は自然と一体となれる、とても気持ちの良い場所です。
亀岡には、街の中心を流れる保津川あります。この自然豊かで恵まれた川と接しないのはもったいなくありませんか?
「保津川で夏の川遊び」は、保津川と人の距離を縮めるために、どうしたら安全に川で遊べるのかを親子で学べる場として、毎年開催しているイベントです。
今年は、7月28日(日)、とても良い天気の中早朝より全部で14組41名の家族の皆さんに参加して頂き開催しました。
今回は、魚取り、投網体験、川流れ、アユの塩焼きなどを体験しました。
魚を獲る仕掛け設置し、川に入りそこへ魚を追い込みました。
保津川漁業協同組合さんの指導を受けて、投網体験も行いました。
アユも複数匹獲れました。
最近では、保津川の下流での魚道の整備や、堰堤の撤去、漁協による堰堤での汲み上げ放流が行われていて、保津川でも海から上がってきたと思われるアユが獲れるようになってきているそうです。
では、安全に川に入るための説明を受けて、ライフジャケットを付け、靴を履いて保津川へと入りました。
川に入る時に、ライフジャケットほど便利で安全を確保してくれる道具ありません。現代の川遊びでは必須のアイテムとなっていまです。
最後に、獲れたアユで塩焼きを焼きました。
U時溝を利用した炉に、竹串に通した鮎を遠火にかけて焼きました。
もちろん、文句なしの美味しさでした。
日頃、あまり川魚を食べる機会のない子供たちも美味しい美味しいと喜んでいました。
今回のイベントの運営には、同志社大学の学生さんによるボランティアや保津川漁業協同組合の皆さんの協力を得て行いました。ありがとうございます。
朝から暑く、川の照り返しはきつかったですが、川の上を抜ける爽やかな風と、保津川の冷たい水が、夏の暑さを忘れさせてくれました。
ぜひ今回学んだことを忘れずに、川に入る時はライフジャケットを身につけて、安全に川遊びを楽しんでください。