今年ももうすぐGWです。

先日の日曜日は好天にも恵まれ、絶好の行楽日和でした。そして、この時期、晴天に恵まれた休日の後に保津川に残るモノ・・・。

そうです。保津川の河川敷に放置されたバーベキューのゴミです。休日明けの今日、早速今年最初のBBQゴミが保津大橋の下に散乱していました。

いよいよ、今年もBBQゴミの季節がやってきたことを実感するのには、十分なヒドイ散乱状態でした。残飯やタレがこびり付いた容器、ビール空き缶にペットボトルが、カラスにつつかれ、風に舞い上げられ、広範囲にわたり散らばっていたのです。

発見後すぐに、保津川遊船のエコ・グリーン委員会の皆さんがゴミの回収を行なってくださいましたが、風に乗り広がっているゴミを拾うのはなかなか大変な作業です。ちなみに、この日のBBQゴミは、土嚢袋が4袋もいる“大漁”でした。

中には未使用の容器や割り箸まで捨ててあります。ゴミを放置するだけではなく、まだ、使っていないモノまでゴミと一緒に捨てられている、「もったいない」とは、まさにこのことです。この割り箸も、どこかの国の森林を伐採して加工したものでしょう。資源を無駄にする心はゴミを放置しても罪の意識を全く感じない心へとつながるのではないでしょうか。

ゴミの中からは、ミスタードーナツの空箱が剥き出しになっていました。ミスタードナーツの創設者は奉仕清掃を奨励するなど志の高かった偉人だと聞いていますが、この姿を見られたなら、一体、どんなことをお感じになるでしょうか？

そして、このゴミ、よく見ると毎月プロジェクト保津川が定例清掃会を行なう際に受付場所として使っている所なのでもあります。これはプロジェクト保津川への挑戦状でしょうか？

いよいよ今週末からゴールデンウィークです。保津川の河川敷きには、さらに大勢のバーベキューを楽しむ人でいっぱいになることでしょう。でも美しい自然を満喫されるのであれば、その自然を汚さないでください。

今年も我々とバーベキューゴミとの戦いが始まります。

清流の保津川を守るため、多くの心あるみなさんのご協力を、何卒よろしくお願い致します。

プロジェクト保津川　豊田