2009/05/04
今年はゴミは少なめ? ~BBQゴミ一掃作戦第4日目
さて、ゴールデンウィークも後半に突入。保津川でも連日たくさんの方がバーベキューを楽しみに来られています。今日も朝7時から、プロジェクト保津川の理事でBBQゴミ一掃作戦を行ってきました。
バーベキューシーズンともなると、いつも目につくのが保津大橋の橋脚をかまどにして、コンクリートが焼けてしまった跡。コンクリートには決して良くなく、劣化を早める原因になりますので、止めていただきたいものです。
最近のバーベキューンのゴミで目につくのは、ファーストフードの包装紙やトレイ、ビニール袋です。バーベキューのときに、お肉以外にもいろいろなものを手軽に楽しめる、という意味ではファーストフードはうってつけで人気があるのでしょうね。でも、ファーストフード業界の皆さんにも、ぜひ考えていただきたいのが、お客さんは必ずしも店内や家のような屋内で料理を食べるとは限らないということ。もちろん、大多数の方はちゃんとゴミ箱に捨てているとは思いますが、ごく少数の人がポイ捨てしたとしても、自然に還らない素材では結局ゴミは蓄積されてしまうのです。ましてや、ドライブスルーのように、どんどん手軽に、便利に買えるようになっているのですから、なおさら包装紙や袋についても考えてほしいなぁ、と思うのです。
まだまだ回収しきれていないのが、先週の大雨による増水で漂着したゴミです。粉々になった発泡スチロールやタバコのフィルターを藁屑の中から拾い集めるのは骨の折れる仕事ではありますが、ここで食い止めなければ、次の大雨で下流にながれていってしまうのですから、頑張らないといけません。
そんな藁屑のなかから見つけたのが、ディズニーのダンボの携帯ストラップ。こういうのを見ると、なんだかかわいそうな気分になりますね。
昨日のBBQ客でしょうか、またまた1回使っただけのBBQ網が捨てられていました。毎回のことですが、洗えば綺麗になってまだまだ使えるのにもったいないなぁ、と思います。
ただ、今年のゴールデンウィークは、例年に比べて圧倒的にバーベキューゴミが少ないのが嬉しい誤算です。高速道路が休日1,000円になったことでもっと遠いところへ出かける人が増えたからなのかどうかは分かりませんが、河原でバーベキューを楽しむ人の数も、例年よりはやや少なめではあります。とはいえ、昨年は毎日軽トラ1台分のゴミが集まっていたことを思えば、やはり人手の減少以上にゴミが少ないのではないか、と思えます。
昨年に引き続き、ゴミゼロを訴える看板を河原の入口何箇所かに、この時期だけ立てています。また、このブログの検索キーワードも「保津川、バーベキュー」といったものが連日上位にあがっています。そういう中で、私たちが取り組んでいることもご覧いただき、ゴミを放置しない人が増えたのだとすれば、うれしい限りです。
ゴールデンウィークもあと3日、一人一人のちょっとした心がけで、キレイな河原でみんなでバーベキューを楽しみたいものですね!
(H)