2009/08/07

京都府によるヒアリングが行われました

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去る8月4日(火)、理事会に先立ち京都府によるヒアリングが実施されました。

地域力再生プロジェクトの交付金をいただいている関係でヒアリングが実施されました。

設立の経緯から始まり、理事や会員の構成、定例清掃会やごみマップの現状など、多岐にわたりました。途中、『これはこうしたら?』などと少し脱線することもありましたが、1時間半で聞き取り調査は終了し、実際のゴミの現場を見てもらった方がいい、ということで山本浜まで現状見学に行ってきました。

夕刻だったので、きれいな夕焼けの中での調査となりました。

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ちょうど大雨の直後で、数年ぶりの大増水が引いてきたところです。

大雨の後と言えば、大量の漂着ゴミ。今回は2.5mまで水位が上がったようで、かなり高いところまでゴミが漂着しています。遠かったのでぶれてしまっていますが、画像の中州は、ちょうど峡谷に入るところです。

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1月の山本浜の清掃時には歩いて渡り清掃した場所ですが、今回の大雨でゴミだらけになっています。そうこうするうちにさらに日が沈んでいます。

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この場所、わかるでしょうか?

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普段なら川からこの堤防に上ることはできません。たぶん、3m以上はあるはずです。しかし、今回の大雨で淵から数十cmのところまでゴミが漂着しています。

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川の状況はある程度見てもらったので、浜というか駐車場の方に歩いてました。

私はもう少し夕陽を撮っていたのですが、そこにもゴミがたくさん落ちています。すると、理事でもある船頭さんが車にゴミ袋と火ばさみを取りに行き、早速拾いめました。さすがわれらの「隊長」!いつでも出動準備できてます。

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もう一人の船頭さんも拾い始め、京都府の方も拾い始め、あっと言う間に一袋満タンになりました。
私は写真撮影にかまけて、思いっきり出遅れてしまいました。

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その時、船頭さんが言ってた一言が印象に残っています。

『川で拾うより、こっちで拾った方が楽やもん』

確かにそうなんでしょうね。同じ拾うなら、絶対陸上の方が楽です。さらに言うなら、一人一人がゴミ箱に捨てると、拾う必要もなくなり、もっと楽です。

一部の人の『ゴミを捨ててもしょうがない』という気持ちがいろんな所に迷惑をかけるのかと思います。
また、昔は『人様に迷惑をかけられない』とか『ご近所さんが見てはる』とか、『恥ずかしい』といった気持がみんなの間でも強かったように思いますが、最近では一部の人の間でそういった気持ちが極端に欠如しているのかな?と思います。

使い捨てや独りよがりをよしとしない、何千年と培ってきた私たち日本に住む人たちの価値観を、今一度取り戻すべき時じゃないかなと思うこのごろです。

(H)

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