2011/08/05

亀岡平和祭保津川花火大会

今年で第60回を迎える保津川花火大会の準備が亀岡市内で炎天下の中着々と進められています。

プロジェクト保津川が保津川花火大会にエコステーションで参加させて頂いてから今年で3年目になります。

私は、亀岡に住んで36年になり毎年自宅から長年花火の音だけを聞いたり、たまに家の外へ出て眺めたりして間近で観ることはありませんでした。

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ですが、今の職(船士)に就いた時、今から15年前に花火大会後のゴミの散乱した、まるで戦場の荒野と化している状況を初めて知りました。

間近で起こっている惨劇を目の当たりにした瞬間です。

亀岡に住んでいて花火大会散乱ゴミの事を初めて知った瞬間でした。

その時には、なんて酷い状態なんだとただただ思うだけで、まぁ次の朝に早起きしてみんなが片付けてくれてるのかとそんな軽い気持ちで見ていました。

ですが、保津川の現状があまりにそれと類似する事が分かった瞬間でも有りました。

なぜなら、増水した時にあらゆるゴミが保津川の至る場所に散乱しているのです。

保津川花火大会翌日に実施される保津川花火大会クリーン作戦が多くの方々の手により清掃され美しくしてくださっている事も知り、これでいいんかなぁと半ば仕方ない気持ちも有ったりて複雑な心境でした。

ですが、ゴミの散乱状況を見てなにか疑問も有りましたが自分には、なかなか答えなんて無く、長い月日が流れました。

そんな時、プロジェクト保津川を立ち上げたメンバーと環境に対する様々な議論をしているうちに、亀岡の花火大会に出る散乱ゴミを何とかしたいねという話が出て、少しでも保津川に散乱ゴミが飛び散り川へと流れ落ちるのを防ごうと、保津川花火大会の主催でも有る亀岡商工会議所さんへお話しを聞いて頂きに行きエコ
ステーションを実施したいとお話ししました。

すると、商工会議所さんは、警備等で忙しいのでそちらでやって頂けるので有ればエコステーション(ゴミ集積場)設置を許可しましょうと言って下さり始まったのが平成21年の夏でした。

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始めはエコステーションの要領も掴めず大変でしたがゴミ集積場を設けたお陰でみるみるステーションにゴミが集まり出し、完璧とは言えませんが来場者の協力も有り散乱ゴミを防ぐ事が出来ました。

当然、今まで散乱していたゴミが未然に防げ、翌日大勢の清掃に参加された実行委員さんやボランティアの方々に、なんや今年(平成21)はゴミ落ちてないや
んか~、とあちこちで声が飛び交いエコステーションは手探り状態で始めたのですが、地域の方々にこんなにゴミの散乱してない綺麗な花火大会は初めて見たと
歓んで頂けました。

そして平成22年度からは、プロジェクト保津川も亀岡平和保津川花火大会関係者全体会議にお招き下さるようになりました。

関係者全体会議は、京都府南丹振興局、京都府南丹土木事務所、亀岡市役所、亀岡商工会議所、亀岡市観光協会、亀岡警察署、亀岡消防署、亀岡市消防団、保津
町自治会、川東土地改良区、JR亀岡駅、保津川漁業協同組合、保津川遊船企業組合、亀岡交通安全協会、日本赤十字社京都府支部、ガールスカウト日本連盟京
都府第57団、日本ボーイスカウト京都連盟亀岡第1団、イオン亀岡店、西友亀岡店、京阪京都交通、京都タクシー、平野タクシー、亀岡駅前商店街進行組合、
KMA、災害支援団体YAMATO、國友銃砲火薬店、南部総合管理、ヤマト警備保障の皆さんがそれぞれに保津川花火大会の成功の為に万全を期されます。

今日、プロジェクト保津川のエコステーション設置の際に使用させて頂くエコボックスに袋の準備を、花火大会準備に忙しい最中にも関わらず亀岡商工会議所さんがご準備をして下さいました。

また、エコステーション設置の取材を京都新聞丹波総局記者さんに来て頂きました。

そして、当日のエコステーション設置準備に自宅ガレージを貸して頂く保津町の方、皆様のご協力無しには活動は成り立ちません。

第60回亀岡平和祭保津川花火大会が無事成功しますように願うばかりです。

今後ともプロジェクト保津川の活動を温かく見守って頂けましたなら幸いです。

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