2014/12/22
いかだをつくってみよう~その1~を開催しました。
11月23日(日)に、「いかだをつくってみよう~その~」と題して、市民の森長尾山にて林業体験のイベントを開催しました。
当日は、朝から霧も深く寒い日でしたが、7家族19名の皆さまにご参加いただきました。
まずは、一日お世話になる篠町まちつくり推進委員会長尾山部会の皆さまからご挨拶をいただきました。
当日は、プロジェクト保津川とはまた別のグループでも活動をされていたので、その方たちにもご挨拶して、それぞれ分かれて活動をスタートさせました。
ヘルメットをかぶって準備をしたら、長尾山部会のおじさんから早速問題が出されました。
「木を切り倒す時の、切り方はどうやって切るのでしょうか?」という問題でした。子どもたちはそれぞれに考えて・・・。3択の答えの中から1つを選んでいました。
さてさて、答えは正解でしょうか!?
いよいよ、霧がかかった長尾山の山間部に入ります。
子どもたちもドキドキ!
今日切るのは、ヒノキの間伐材。目標の木のそばに到着したら、おじさんたちから教わりながら黄色いテープで目印をつけて、線を書きます。
切る場所が決まったら、おじさんがチェーンソーを使って、切込みを入れていきます。
片方が切り終わりました。切り口はこんな感じ。
そうしたら、反対側から一気に切込みを入れていきます。
ミシミシッと音を立てて、だんだんと傾く木。木の上の方に、ロープを掛けて、下から引っ張ると最初はゆっくり、そしてゆっくり倒れていきました。
無事に倒れたら、自然とみんなから拍手が沸き起こりました。
倒れた木を長さを揃えて切っていきます。
さて、次は子どもたちの出番です。
切り倒した木の枝を、のこぎりを使って切り落としていきます。おじさんに教わりながら、よいしょ!よいしょ!と一生懸命切っていきます。
全部の枝をはらったら、ロープで括って「いっせ~のッ!」で、皆で間伐材の運び出し。
すぐそばの林道まで力を合わせて運びます。
木材運搬用のトラックに積み込んで、午前の作業は完了です。
下山したら、皆のお待ちかね!お昼ご飯の時間です。
この日は、洋風カツ丼とキノコのお汁でした。キノコのお出汁がたっぷりのお汁は最高でした!たくさん動いて、お腹ぺこぺこ!皆一緒に外で食べるご飯は格別です!(^-^)
そして、この日おとなりで活動されていた「Weekend Club」の方から、炭火で焼いたパンケーキを頂きました!おすそ分けをいただいて、皆さん、大喜びです♪
お昼からは、霧も晴れて太陽が眩しいくらいのいいお天気!
またまたおじさん達に教わりながら、今度は皮剥ぎ体験。鎌を使って少しづつ皮を剥いていきます。保護者の皆さんも一緒に初めての皮剥ぎ体験。子どもも大人も、一苦労です。
見ているとするっと剥けているようでも、実際にやってみるとこれがなかなか難しい!
皮を剥いで出てきた白木は水分もありしっとりしていて、香りも強かったです。表面はつるっとしていて、肌触りもやわらか。鼻を近づけると、ヒノキのいい香りがしました。
次は、丸太を切ってパズル作りに挑戦です。お母さんが丸太を切っているところを、グラグラと揺れないように子どもたちが上に乗って押さえます。ナイスコンビネーション!(^-^)
それが終わると、今度は紙やすりで丁寧に表面を磨いていきます。
そして、それぞれに好きなイラストを選んで、それを見ながら描いていきます。
出来上がった作品を見せてくれました♪
パズル作りの合間には、長尾山のおじさんたちが準備して下さった木の実のペンダント作りも楽しみました。
写真を撮らせてくれた女の子。突然のお願いにちょっと緊張・・・(笑)
そして、またまたあちこちから丸太の切れ端をトンカチで割る音が聞こえてきました。さて、これから何が出来るのでしょうか?
実はこれ、ネットに入れて入浴剤としてお風呂に浮かべるのだそうです。
私も自宅に持ち帰りその日のお風呂に浮かべてみました。お湯全体からヒノキのいい香りがして、とってもポカポカになりました!
そしてそして、当日のサプライズプレゼントとしてツリークライミング体験も。この写真だけ見ていると、そんなに高くないように感じませんか?でも、実は・・・・・
15メートル以上も上ったところに子どもたちがいるのです!高いところなんてへっちゃら!と、どんどん上っていく子どもたち。
初めての体験をたくさん楽しんだ子どもたちでしたが、夕方になってもまだまだ元気いっぱい!時間ぎりぎりまで、「市民の森 長尾山」に子どもたちの歓声が響いていました。
ご協力いただきました、長尾山部会の皆さま、デザートのおすそ分けをいただいた「Weekend Club」の皆さま、そして、ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!!