2009/11/09

第24回定例清掃会が新聞で紹介されました!

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一昨日行われた、第24回定例清掃会の様子が、翌朝(8日)付の京都新聞朝刊で紹介されました。

亀岡のNPO保津川岸清掃 発泡スチロール多く

保津川の美化活動に取り組む亀岡市のNPO法人(特定非営利活動法人)プロジェクト保津川が7日、堂市保津町の保津川左岸で清掃を行った。

同法人は2007年から毎月1回、保津川の清掃活動を実施している。今回はJR保津峡駅の下一帯で、岸辺でのポイ捨てや上流から漂着するゴミの実態を把握するための調査も並行して行った。

同法人の会員と市民、企業や任意団体から計71人が参加。4人一組になってごみを拾い集め、種類と数量をチェックした。約1時間でペットボトルや空
き缶など軽トラック1台分のごみを回収。種別では発泡スチロール片が最も多かったといい、同法人の原田禎夫副代表(34)は「発泡スチロール片は下流に行
くに従って細分化され回収不能になり、海に流入すれば環境面でも経済面でも甚大な被害につながる。ゴミを出さない社会システムの在り方を考える必要があ
る」と話していた。

(2009.11.08付 京都新聞朝刊)

記事の中で、発泡スチロール片に関するコメントを紹介していただいていますが、今、海苔など
の海藻の採集や養殖をされている漁師さんは、粉々になった発泡スチロールの破片のような微細プラスチックゴミで大きな影響を受けられています。そして残念
なことに、河川を通じた陸域からの流入が多くを占めているのです。

上流に住む私たちの責任として、少しでもゴミを減らす。口で言うのは簡単ですがなかなか簡単には出来ない話でもあります。そのためにも、単にモラル
やマナーに訴えるだけではない、回収も含めた社会のシステムを作り上げていく必要があるのでは、ということをお伝えできれば、と思いました。

(H)

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