2009/11/13
「京都・保津川下りヒストリカルツアー」のお知らせ
“魅せます!ほんまもんの京都!”
をキャッチフレーズに1200年の長きに渡り、育まれ、受け継がれてきた京都の「知恵」と「力」を結集させ、京都の底ちからを内外にアピールするイベント「京都 知恵と力の博覧会」が10月10日(土)から開催されています。
ここ保津川でも、その協賛事業として保津川下り(保津川遊船企業組合)と、保津川の世界遺産登録をめざす会、そしてプロジェクト保津川がタッグを組んで、12月16日(水)に「京都・保津川下りヒストリカルツアー」を行います。
このツアーは事前申し込み制となっており、只今、応募を受付ています!
普段の川下りでは味わえない「保津川下りの歴史と伝統技術」を体験を通じて学び、保津峡の美しい自然の中で400年間続く『知恵と力』の姿を体感して頂くスペシャルなイベントです。
ツアーには約40年ぶりに造船された木造船が登場!
現在のFRP船とは違う、やさしい乗り心地と、美しく響く櫂の音をじっくりと堪能してください。この木
造船、一般の方に乗船していただくのは今回が初めて。昭和52年に最後の木造船が姿を消してから実に30年ぶりのことでもあります。また、単に船に乗って
保津川を下るだけではなく、60年前まで行われていた舟を曳き上げる作業「曳き舟」を実演し、参加者のみなさんにも体験していただく予定です。
昼食は、途中で下船し保津峡の絶景を眺めながら、丹波特産の「しし鍋」を味わっていただきます。豊かな森の恵みと厳しい地形という、山深い京都・丹波で育った猪は、「ぼたん鍋」でも知られるように日本一の猪といわれています。ぜひ、この時期しか味わえない「しし鍋」を、保津峡の美しい眺めをご覧になりながら召し上がってください!
そして、もう一つのお楽しみは、保津川下りの造船所の見学です。400年にわたって受け継がれてきた伝統の技を支える舞台裏。今回が初公開となる造船所では、今もなお手作りの道具の数々や、船の構造についてもご紹介します。
この機会、しかも参加した“あなた”だけしか“体験”することができない「古伝・保津川下り」。ゴールの嵐山では、ちょうど「嵐山花灯路」も行われています。
ぜひ、この機会をお見逃しなく!
皆様の応募をお待ちしております。
☆「保津川下りヒストリカルツアー」
◆実施日:平成21年12月16日(水曜日)
◆集合場所:午前9時 JR亀岡駅改札口 集合
◆主な内容
- DVD「曳船と川作」上映会(亀岡市文化資料館)
- 造船場見学
- 保津川下り乗船(保津川峡谷で昼食)
- 曳船体験
◆解散:午後4時ごろ 保津川下り嵐山着船場。当日は「嵐山花灯路」も催されていますので、ぜひご覧ください!
◆定員: 48名(先着順)
◆参加費 1人8,000円(乗船料、資料代、弁当代、ガイド料、バス代、保険料含む)
◆持ち物:タオル、防寒着、帽子、手袋、雨具等は各自でご用意ください。
◆申し込み:保津川遊船企業組合まで電話にてご連絡下さい。定員になり次第、締め切ります。
TEL:0771-22-5846 (9時~17時)