2017/06/22

亀岡ツバメ調査2017 調査へのご協力のお願い

2016年に引き続き、今年も亀岡市内のツバメの巣の分布を調べます。確認日、ツバメの巣を見つけた場所、ツバメの種類、(わかれば)ヒナの数もお知らせください!自然の形態を残した河川や田園環境が広がる亀岡の自然環境の「いま」を知る、みんなでつくるツバメの巣の地図、みなさんのご参加をお待ちしています!

 

ちなみに昨年、亀岡市で確認されたツバメは3種類でした。

  1. ツバメ:巣の形はお椀型で、民家の軒先に作ることが多いです。昨年、普通の家で確認された巣は全てツバメでした。
  2. コシアカツバメ:巣の形はとっくり型で、大きな建物に作ることが多いです。昨年は総合庁舎や学校などで見つかりました。
  3. イワツバメ:巣は天井にくっつくように作り、内陸では橋の下に作ることが多いです。昨年は橋の下で見つかりました。

昨年度に実施した調査では、亀岡市内ではこれらの3種類のツバメたちの巣が合計389個確認されました。また、亀岡市内全体では一つの巣のヒナの数は3.97羽/巣(n=116)でした。

(公財)日本野鳥の会が2013 年に実施した「ツバメの子育て状況調査」の結果と比較すると、これは都市部の全国平均値(3.87羽)と比較すると多いものの、村落部(4.28羽)と比較すると少ない結果となり、ツバメの生息環境が悪化しつつあることがうかがえます。その原因として、餌場となる水田の喪失や新建材を利用した建物の増加による営巣の困難化によって生息場所を失いつつあることや、さらには、糞害を嫌い、ツバメの人家への営巣そのものを嫌う家庭が増えていることなどが考えられます。

豊かな自然の残る亀岡のまちだからこそ、「ツバメ“も”子育てしやすいまちづくり」をみんなでめざしましょう!

 

調査方法

  1. ツバメの巣を見つける
  2. 調査用紙に必要なことを記入する(ダウンロードはこちら PDF形式
  3. 調査用紙を郵送かFAX、メールで送る

送付先

〒621-0804 京都府亀岡市追分町谷筋37-21 ふらっとHOUSE
特定非営利活動法人プロジェクト保津川
FAX: 0771-20-2569
E-mail:tsubame.kameoka@gmail.com

お問い合わせ

特定非営利活動法人プロジェクト保津川 事務局
TEL:  080-4761-3385
FAX: 0771-20-2569
E-mail: tsubame.kameoka@gmail.com

主催:亀岡みらいパース ・特定非営利活動法人プロジェクト保津川
後援:亀岡市、亀岡市教育委員会(申請中)

助成:京都府地域力再生プロジェクト支援交付金、亀岡市支えあいまちづくり協働支援金

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