2008/07/08
了以にであう七夕ささぶね竹灯路2008
7月12日は、約400年前に保津川を開削し、保津川舟運の礎を築いた京都の豪商・角倉了以(りょうい)の命日です。亀岡市保津町では、角倉了以の遺徳をしのび、保津川の流れに思いをはせる「了以にであう七夕ささぶね竹灯路2008」が開催されます。
会場は、亀岡市保津町の養源寺。時代劇「大奥 華の乱」では、3代将軍家光の側室だった安子が隠棲する尼寺としてここがロケ地となったのでテレビでもご覧になった方も多いのではないでしょうか。
当日は、笹ぶね流しや、了以保津川四百夜間話(よもやまばなし)など、多彩なイベントが行なわれます。そして、このイベントには、プロジェクト保津川のメン
バーも多数出演!また、保津川の筏復活プロジェクトでお世話になっている元筏士の上田潔さんや酒井昭男さんも登場され、保津川の昔話を聞かせていただきま
す。
また、前日11日には、嵯峨・大悲閣にて保津川下りの船頭さんたちによって、角倉了以の遺徳を偲ぶ法要が営まれます。(関係者以外参加不可)
400年の時の流れに思いを馳せる一夜、ぜひ、お友達やご家族と一緒にお越しください。
- 場所:養源寺(亀岡市保津町訳目)
※会場周辺に駐車場はありません。保津大橋下の保津川河川敷駐車場(無料)をご利用下さい
- 日時:7月12日(土)
昼の部 10時~11時
夜の部 17時~21時
◎参加者より抽選で「了以竹灰釉湯のみ」を贈呈(限定15個)
京都伝統工芸大学校の岩城保男さんのグループが、’06年の竹灯篭を焼いた灰で釉薬をつくり仕上げた湯のみを頂きました。
【夜の部詳細】
18:00 開会挨拶・法要
18:30 了以保津川四百夜間話(よもやまばなし)
テーマ「―筏・綱道・木造船―」
進行役 黒川 孝宏さん 亀岡市文化資料館館長
ゲスト
上田 潔さん 元筏師・元船頭 綱道経験者
酒井昭男さん 元筏師・元船頭
西口純生さん 角倉了以翁
関本孝一さん 保津川の世界遺産登録をめざす会会長
19:30 七夕ささぶね竹灯路 点灯
19:40 了以竹灯庭舞台 演奏:タンタナクイ
竹からできた楽器:ケーナやサンポーニャによる演奏
20:10 「湯のみ」抽選会(了以さんが抽選)・閉会
七夕ささぶね竹灯路 散策
21:00 終了