2008/07/22
「保津川ゴミマップ」が新聞で紹介されました!
プロジェクト保津川が日本初の取り組みとして開発を進めているインターネットを利用したオンラインゴミマップ、「保津川ゴミマップ」が京都新聞で紹介されました。(写真をクリックすると拡大します)
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ごみの散乱地点、ひと目で 亀岡のNPO、ネット上にマップ
京都新聞 7月19日 朝刊
保津川水系の環境保護に取り組む京都府亀岡市のNPO法人(特定非営利活動法人)「プロジェクト保津川」はこのほど、ごみの散乱地点をインターネット上の地図に示す「保津川ゴミマップ」の試験運用を始めた。不法投棄の現状を紹介するとともに、投棄される場所やごみの種類などをデータ化し、抜本的な不法投棄対策の仕組みづくりを目指す。
同法人は、行政や企業を巻き込んだ市民ネットワークで保津川の美化を進めようと昨年秋に結成。会員が定期的に川の清掃に取り組んでいるが、きれいにしても再び捨てられる「いたちごっこ」状態が続いているという。
マップづくりは、川のどの地点に、どんな種類のごみが捨てられるのか、市民みんなで情報を共有しようと計画。常に最新データが盛り込めるよう、インターネットを活用した電子マップにした。
同法人のホームページに設けた「ゴミマップ」には、不法投棄があった地点に赤いマークが記されている。マークをクリックすると、現場写真やごみの種類などが拡大表示される。現在は会員がデータを更新しているが、将来的には、市民が不法投棄現場をカメラ付き携帯電話で撮影して送信すると、自動的にマップに登録されるシステムにする。
同法人の代表を務める坂本信雄・京都学園大教授は「ごみ問題は、一つの団体では限界がある。ゴミマップを、市民や行政、企業などあらゆる個人・組織が不法投棄に取り組んでいくネットワークづくりの手がかりにしたい」としている。
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なお、同じ記事が「京都新聞電子版」および「Yahoo! Japanニュース」でも紹介されました。